“take.beyond”：It's a ...：So-net blog

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“take.beyond”　[その他もろもろ] [編集]

たかが4年、されど4年、本日「It's a ...」は開設から丸4周年を迎えました。

1年目　書いた記事数407、いただいたnice!数1248、総閲覧数　370,128
2年目　書いた記事数229、いただいたnice!数2150、総閲覧数1,102,580
3年目　書いた記事数153、いただいたnice!数2078、総閲覧数1,696,521
4年目　書いた記事数130、いただいたnice!数1883、総閲覧数2,233,803

年々記事書きをサボってきているのが丸わかりの結果ですが（笑）、それでも閲覧数は伸びる一方、いつものコトながら読者の皆様にはただただ感謝するばかりです。

さて、先日Sonyが“make.believe”という新しいブランドメッセージを、全世界・全グループ的に展開することを発表しました。

“make.believe” の導入
豊かな想像を現実に結びつける―ソニーグループを象徴するブランドメッセージ

その心は“make”が「思いや着想を実際の商品や体験として形にするソニーの行動」を、“believe”が「アイディアや理想像などソニーの精神」を表し、それをつなげる“.”が、ソニーの役割を示すモノなんだそうです。

ここ数年なかなか完全復活の兆しが見えないSonyですが、この全社一丸となったメッセージのもとで、どれだけ僕ら消費者を驚かせてくれるか楽しみに待ちたいところです。

そこで、「SonyとSonyEricssonのファンサイト」を自認するIt's a ...も、新しいメッセージでこれからSonyグループを応援していくことにしました。それが、

“take.beyond（テイク・ドット・ビヨンド）”

“take”は「商品や体験を実際に試してみるakoustamの行動」を、“beyond”が「その体験を皆さんと共有しフィードバックすることで、もっと面白い商品の登場につなげようというこのblogの目標」を表し、それをつなげる“.”がIt's a ...の役割を示します（爆）

で、例年に比べて寂しい（厳しい？）年末商戦向け製品発表週間。今日はマルチチャンネルインテグレートアンプの発表があったわけですが、

世界初、フロントスピーカーに位相特性を合わせる自動位相マッチング技術“APM”を搭載したマルチチャンネルインテグレートアンプ『TA-DA5500ES』登場
～サラウンド、センターがフロントと違うスピーカーでも、良好なサラウンド空間を実現～

僕が持っているTA-DA5400ESをベースに、人間のチューニングでは合わせることがほぼ不可能な、各スピーカーの位相特性を自動で合わせる「APM」や、LAN端子を搭載してファームアップデートが出来たり、DLNAに対応するなど、確実に進歩した素晴らしい製品となっています。

しかし一歩ヨーロッパに目を転じてみると、このHi-Fiオーディオ・AV機器製品だけでも、今季はアンプが2種類、チェンジャー型BDプレーヤーや、中級BDプレーヤーなどが発表されており、

Sony Boosts its ES Range with New Receivers (sony-europe)

New Blu-ray players from Sony combine wireless connectivity with style and performance (sony-europe)

VAIOの魅力的な新機種の初お目見えや、新しいブランドメッセージの発表を、ヨーロッパの見本市であるIFAに合わせて行うなど、明らかにSony（というか日本メーカー全体）の「Japan Passing」は加速してきています。

確かに今の日本は、戦争でもないのに総人口が減り始めるという異常事態となっているうえ、不況で一気に消費が萎んでしまうなど、規模の論理が幅をきかす現在の世界の中では、市場として魅力がない存在となりつつります。

かといって「みんなで贅沢しようよ」と言うのも変な話ですし、やはり僕のような“生まれもっての物欲の塊”が率先してモノを消費して（笑）、少しでも日本市場の拡大と、後から続く人たちの買い物の手助けになる情報の提供を行っていけば、それがいつか自分の欲しいと思う「もっと面白い製品」の登場につながるのだと信じています。

ですので、この“take.beyond”という言葉を目標として、これからもblogを書いていきたいと思います。では、5年目の「It’s a ...」をよろしくお願いします。