熱中症気味 [ベトナム縦断自転車旅行記]
今日も朝は8時半頃のスタートです。
快適すぎたホテルを出て走るは昨日に引き続き1A号線。というよりこれからゴールのハノイまでほぼずっと1A号線を走ることになるのですが、国の背骨となる幹線道路ですから、交通量はホーチミン近郊より減ったとは言え、かなりの量あります。
そして市内ではバイクが中心だったベトナムの交通も、郊外になると大型トレーラーや長距離バスが増え始め、追い抜きチキンレース(追い抜く側の車が対向車線を使ってまで抜こうとするが、追い抜かれる側も何故かスピードを緩めず、対向車とぶつかる寸前までチキンレースさながらの走りをやらかす)を始めます。
おかげで、対向車線の右端を走ってる(ベトナムは右側通行)僕のすぐ脇まで、大型車が迫ってきたりもします。
そんな中を一時間ちょっと走ったところでガソリンスタンドを見つけ、アイスクリームでも食べながら一休み。
今日もかなりの暑さになりそうです。
朝も11時くらいまではあまり気温も高くならず、それなりのぺースで走れるのですが、11時を過ぎて15時くらいまでは気温も33度を超えてくるので、こまめに休んでいかないと暑さで倒れそうになってしまいます。
なので、昼の12時にちょうど大きなドライブインを見つけたら、
どうせ走るのは困難だからと、あきらめて昼食を兼ねて1時間ほど休みます。
昼食はベトナム粥「チャオ」。
これでエネルギーも問題なし、後は暑さに耐えながら進んでいくわけですが、この気温だと連続40分も走ると頭がぼんやりしてきて、軽い熱中症にかかり始めているのに気づくほどになってきます。
こうなったら事故っては大変なので、走るのを止めて道沿いのカフェへ駆け込みます(1A号線沿いはどんなに悪くても1Kmおきぐらいに、小さなカフェが現れる)。
ここでは店のおじさんが気を利かせて、コーラを頼んだ僕に、たっぷりとベトナム茶を無料で振る舞ってくれました。
水分を入れれば、そこからまた一時間ちょっと走ることが出来ます。
そうして休んで→走ってを繰り返しながら夕方15時を過ぎてくると、気温が下がってきて連続して走れるようになってきます。
今日の道は標高50m前後で小さなアップダウンをひたすら繰り返す道、
こういうのって体力消耗するんですよね。
そんなこんなで休憩が多すぎたせいか時間はギリギリに。このままだと暗くなる前に目的地に着けないので、16時過ぎて涼しくなってからはさらにスピードを上げていきます。
こうして走ること6時間(休憩4時間)で、113Kmを走り抜け、
今日の目的地ファンティエットへと暗くなる直前に到着しました。
ここではホテル(カイック・サン)ではなく、民宿(ニャア・ンギー)を探して見つけたのが、2万ドン(800円)の宿。
これでもやはり、エアコン・ホットシャワー・冷蔵庫付きです。ベトナムは安宿でも装備充実してますね。
夕食は港町らしく海産物料理で。
これで体力回復を図っていますが、体は少し熱中症気味。明日はもっと朝早い涼しいときから走らないとダメそうですね。
熱さとの戦い過酷ですね。
早めの休憩と水分補給が欠かせないのでとっても心配でもあります。
どうぞお気をつけくださいまし。
by Santa (2012-03-05 09:58)
熱中症ですか。それは大変ですね。倒れないようにしっかりと塩分水分を補給してくださいね。そして”チキンレース”の巻き込まれないように十分に気を付けてください。
港町ファンティエットの夕方の風景は格別ですね。とても幻想的で美しいです。
by as (2012-03-05 22:08)