始まりはいつも“Z”から [Sony・MobileCommunication]
SonyEricssonより初のHSDPA対応3G携帯電話端末「Z750」が発表されました。
Stay up to speed with the stylish Z750 – Sony Ericsson’s first HSDPA phone (英文プレスリリース)
SonyEricsson Z750i (英SonyEricsson)
仕方ないので、西SonyEricssonのスペイン語プレスリリースを訳していますが、基本は以前記事にした、日本人デザイナーによる普及版3G機「Z610i」のHSDPA版と考えてよさそうです。
ただ変更されている部分もいくつかありまして、メインディスプレイが2.0インチ220×176から2.2インチQVGAに、メインメモリが16MBから32MBに(128MBのM2同梱)、BluetoothはA2DP非対応になり、FMラジオが搭載されています。
大きさとしてはZ610iとほとんど変わらず(縦が3mmほど伸びたのみ)、質量も一緒で、この大きさの筐体の中にHSDPAと4バンドGSM+EDGEを入れ込んだのは、HSDPA機「○○iX Hi-Speed」になるとえらく端末がでかくなる日本のNTT DoCoMoとは違って、ユーザーが身構えなくても気軽に使えるHSDPA機として良い方向だと思います。
しかしZ610iのときも思いましたが、やっぱり日本の携帯電話みたいなデザインですね~(^^;)
今回はZシリーズでSonyEricsson初のHSDPA音声端末を出してきたわけですが、その昔SonyEricssonは初の3G携帯電話端末もZシリーズで出しており、
SonyEricsson Z1010 (英SonyEricsson)
まずは特徴の少ないZシリーズで1号機を出して、今後バリエーション展開させて、ゆくゆくはWalkman PhoneやCyber-shot PhoneもHSDPA機になるのでしょう。
HSDPAは世界的にもサービスインするキャリアが増えていて、一部では定額制も導入されている国もあるので(日本はEMOBILEが定額制ですが、1.7GHz帯でサービスしているためZ750は使えません。)、来年あたりはHSDPA機がガンガン売れるようになるかもしれませんね。
えらく大きくなるFOMAのHSDPA機、何なんでしょうね。
それはそうと、私はこのデザインあまり好きでないです。
その辺に転がっている端末に見えてしまって(^^;;
by Riever (2007-03-28 13:32)
>Rieverさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
HSDPAだけでなく余計なモノたくさんつけてますから、日本の携帯電話は。やれステレオスピーカーだとか、やれWMV再生機能だとか…
by akoustam (2007-04-03 01:33)
このZ750ってキー配列がERICSSON系のものではなく日本の一般的な
配列に近い事に気付いていました?(SHARPの国際モデルとほぼ同等)
もしかしたらU.K.開発機の日本再投入モデル1号になりそうですね。
by Sway (2007-04-07 07:44)
>Swayさん
コメントありがとうございます。
ああ、なんかキー周りに違和感を感じるなぁと思っていたら、確かにSonyEricsson配列じゃないですね(欧州SonyEricsson機は発話・終話キーはソフトキーになる)。BACKボタンも見あたらないし、でも電源ボタンが独立して存在したり、不思議な配列です。
by akoustam (2007-04-17 02:44)