まだ始まったばかり：It's a ...：So-net blog

	ブログをはじめるログイン

速報！ノイズキャンセリングヘッドフォンに..｜読者の皆様へちょっとしたお知らせ 200.. ブログトップ

まだ始まったばかり　[Sony・α] [編集]

先ほどSonyよりプレスリリースされました。デジタル一眼レフα100に、新たに高倍率ズームレンズ「SAL18200」をセットにした「DSLR-A100H」が加わることとなりました。

18-200mmの高倍率ズームレンズを組み合わせたデジタル一眼レフカメラ“α100高倍率ズームレンズキット”を発売

昨日行われたSonyの2006年度第3四半期決算の説明会では、BRAVIAとCyber-shot、Handycamあたりが好調、ゲーム事業はPSPが不調で、PS3はまだ利益が出せる状況にないことから赤字、という結果が公表されましたが、どうやらαも発売当初の勢いが急減し、今はCanon、Nikonという二大メーカーに押されまくっているようです。

ソニー、第3四半期エレクトロニクスの伸張にデジカメが貢献～出荷年度見通しを1,700万台に上方修正 (impressデジカメWatch)

Cyber-shotは売れたというよりは、モデル数を大幅に減らしたことで、開発費用を浮かしたから利益率が伸長したんちゃうか？という気がしないでもないですが（新モデル発表直前とはいえ、今日現在日本のSonyStyleで売っているのは、T10、T50、N2、W50、H5のわずか5機種、いまやRもFもMもVもないとは…）、αが問題になるほど不調になっているのは意外でした。

今回のα100高倍率ズームレンズキットは、SonyStyleでは129,800円。これでどこまでテコ入れが図れるかは予測がつきません。

といってもまだ始まったばかり、ボディがエントリークラス一機種だけでは、せっかくの豊富なレンズラインナップもいかし切れませんし、僕みたいに中級機以上を待っている人も多いと思われます。それに比べれば、CanonもNikonもエントリーからプロ用までフルラインでボディが揃っており、今のαで対抗できるとは当のα部隊だって思っていないでしょう。

しかし記者が質問したのか、大根田CFOが自分から言ったのか、

＞第2、第3の製品を投入していくことは確かだが、時期などに関する明確なことは現時点では申し上げられない。ただし、撤退するということは考えていない

おいおい始まってたった半年で、多少うまく行ってないからって撤退してたら、Sonyの信用そのものが揺らいじゃいますよ。

今はとにかくコニミノ時代のα-7 DIGITALクラスの中級機、α-9に匹敵する高級機、そしてαのレンズ資産と、新開発のツァイスレンズやGレンズの能力を完全に出し切るための、35mmフルサイズCMOS機の投入を粛々と準備していけばいいでしょう。

カメラというのはただのデジモノと違って、闇雲にハイペースにモデルチェンジしたりするものではなく、じっくりと醸成してユーザーの信頼を勝ち取っていく製品です。α部隊とSony経営陣には、3ヶ月おきの利益しかみていない、経済紙系マスコミの無責任な雑音に惑わされずに、あせらず、じっくりと、しっかりしたモノ作りを頑張って進めてほしいです。

それにしてもα100の上位機まだ～（←結局それか(^^;)）。だってあの軽くてプラスチッキーなボディやシャッター感では物欲が刺激されなくって…

2007-01-31 18:17 nice!(7) コメント(6) トラックバック(1)
共通テーマ：パソコン・インターネット