ブロードバンドルータがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ! [日記]
先日開通した我が家のTEPCOひかりですが、 TEPCOひかりのメディアコンバータは、PPPoEのブリッジ機能しかなく、ADSLモデムのようにルータ機能が無いので、複数台のPCを接続することが出来ません。
しかも今まで約5年に渡ってADSL(でレンタルしているモデムのルータ機能)を使い続けてきて、進化が激しく、すぐに陳腐化することが多い通信機器を、自前で用意するなんてことは考えたこともなく、家にはスイッチングハブしかありませんでした。
というわけで「これはついにルータの買い時か?」と、各社のルータ情報を物色していたのですが、今日になってこんなモノが届きました。
TEPCOひかりでSo-netフォンを使うユーザーにレンタルされる、NEC製ブロードバンドルータWR7610HV(UC)です。
前のSo-net ADSL時代に、VoIP機能付きモデムに変更しても+294円し変わらないから、という安直な理由で、さして電話をするわけでもないのに、So-netフォンを契約していたのですが、今回TEPCOひかりにコース変更したときに、
「So-netフォンの解約」を別途行わないと、そのまま継続契約となる(当然電話番号は一緒)
ということを全然把握しておらず(^^;)、あれよあれよという間に送られてきてしまったというわけです。
何はともあれルータが無いと、家庭内ネットワークも組めないので、接続してみることにしました。
ずらずらと説明書やらの紙類がありますが、接続は至って簡単なので、読まずに進めていきます。
WR7610HV(UC)のいいところは、ACアダプタではなく電源内蔵なところ。PC周りはやたらと細かい電気機器が増え、大量のコンセントが必要となるので、場所を取るACアダプタは邪魔になることが多いですから、こういうのは有り難いです。
上面には無線LANルータに拡張するためのPCカードスロットがあります。
パカッ。
ここにNECのWL54AGをさせば、このルータが無線化されるわけです。一応yodobashi.comあたりでは6800円の21%還元で売ってるみたいですが、買うかどうかは悩みどころ。
WAN端子をメディアコンバータ、PC端子(4ポートのスイッチングハブ機能を内蔵しているので、PC1~4まであります。)をVAIOにLANケーブルで接続したら、
ブラウザに「http://web.setup/」と入力して、WR7610HVの設定を開始します。
まずは、管理者パスワードの設定。
パスワードを決めたら、インターネット接続のための機器設定を行います。
TEPCOひかりはPPPoE接続のため、設定パターンは「設定2」に、ユーザー名はSo-net IDをドメイン付きで入力し、パスワードは普通にユーザーパスワードを使います。
続いてSo-netフォンに必要な設定を行います。
ここでSo-netのページで自分の設定情報を見る必要があったのですが、この状態ではインターネットにつながっていないので、慌ててtype U-ZEROのAirEDGE接続でSo-netのWebサイトを見に行くはめになりました(VoIP設定は後でもできるので、ここで設定情報がわからなくても問題ありません)。
後は設定情報を入力して、
ルータが再起動されたら、問題が無ければネットワーク・VoIP共に正常に接続され、ランプはオールグリーンになります。
あとは電話機端子に電話機をつないで完了。
これでインターネットもSo-netフォンも動き出します。
とりあえず今回もスピードテストしたところ、
おおむね通信速度に変化は無く、スループットは上々ということで、WR7610HVがボトルネックになるようなことは無いようです。
とまぁこれで、複数台のVAIOからのネット接続も出来るようになりましたし、家庭内LANも組めるので、万事丸く収まったというわけですが、問題が一つ。
それは、このWR7610HVのレンタル料金。
どうやら最初の3ヶ月はキャンペーンで無料のようですが、それからは毎月525円かかることになり、年間の維持費は6300円となります。そして無線LANカードを買い足すと+6800円で13100円なわけですが、同じNECの無線LANルータはyodobashi.com価格で14800円ほど、つまり単純計算で14ヶ月を越してからあとは、レンタルの方が高くつくことになります。
結局のところSo-netフォンを使うのかどうかが、レンタルか自前購入かの分かれ道になるわけですが、携帯電話にSkypeまであるこの時代に、はたして固定のIP電話にどれほどの価値があるのか…しばらく考えてみようかと思います。
ちなみにこの一年間でSo-netフォンで発生した通話料ですが、300円も行ってないんですよね~(^^;)
通信機器は進歩が激しく、自前で買うには勇気が要りますよね。私は以前無線LAN(b/g)つきルーターを買ったのですが、今度は新しい無線LAN規格(IEEE.802.11n)が出るとか言いますし。まあ私はPSP専用に買ったんで後悔してませんけど。
レンタルなら新しい規格が出ても、「新しい規格が出て、何で古いのしか対応してないものをつかわにゃならんのだ」と、クレームつければ交換してくれそうですし(^^;)、自前で用意すれば、長い目で見るとお得ですし、と悩みどころではありますね。
ここはじっくり考えたほうがいいと思います。
by Riever (2006-07-29 12:25)
無線LANルーターは、安いモノだと、1万円切るのもありますからねぇ。レンタル代払うのもビミョウなところですよねぇ。
(昔、4万円も払って、無線ルーター買ったんですが・・・^^:)
ちなみに、自分はヘビーな使い方するんで、レンタルルーターだと欲しい機能なくて、買っちゃってます。。。
by てんちょ (2006-07-30 22:54)
>Rieverさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
それです。無線LAN導入するにも2008年には802.11nが待っているわけで、結局2年弱で陳腐化するなら、って思っちゃうんですよね。レンタルなら古い規格のは返しちゃって、新しいのをっていう手が使えますから、高くてもレンタルのほうがいいのかなぁ。
by akoustam (2006-07-31 20:07)
>てんちょさん
コメントありがとうございます。
なにげにライトな使い方しかしないので、レンタルで十分なakoustamです。
僕は昔PHSを子機登録して、家庭内ワイヤレス化ができる、ISDN用TAを4万円で買って、その一年後にはADSLのためにISDNを止めざるをえなくなり、TAをただのゴミにしてしまったという苦い思い出があるので、購入に躊躇しちゃうんですよね。
by akoustam (2006-07-31 20:10)