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VAIO SZ Premium Short Review at GINZA [Sony・VAIO]

日本に帰ってきたので、久しぶりに銀座のソニービルに行って来ました(帰国最初のおでかけがソニービルっていうのも、我ながらいかれてるよな(^^;)。

僕が一番期待していたのは、なんといってもVAIOの新顔、type SZ Premiumの実機です。

早速フロア2Dに行ってご対面です。

常時展示されているのは、通常塗装のいわゆる「ブラック(カーボン)」。スタッフの方にお願いして、「プレミアムカーボン」モデルを棚から出して貰ったのですが…

 

確かに通常塗装と違って、カーボン繊維が見えるようにはなっているのですが、僕の所有する505 EXTREME X505/SPのようにはっきりしておらず、うっすら見える程度。どちらかというとブルーのラメの方が目立ってます。

type Tのプレミアムブルーと一緒で、これではX505/SPほどの圧倒的なプレミアム感は得られないように思います(ま、あれはあれで、指紋が目立ちまくって毎日の拭き取りが大変なんですが…)。これなら通常塗装でも構わないかな。

そして折角シャープで洗練された印象のSZのデザインを壊してしまっているのが、パームレストのこれ、

Felicaポートです。アルミ素材を利用してシンプルで美しいヘアラインを形成しているパームレストが、右側のここで途切れているのがなんとも中途半端というか。

いらないのなら、VAIO OWNER MADEで選択しなければいいだけの話なのですが、なんとFelicaポートを付けないと、Bluetooth機能を付けることができません。どんな裏事情があるのかはわかりませんが、Felocaを必要とするユーザーと、Bluetoothを必要とするユーザーが重なるとはとても思えません。なぜこの二つを一緒にオーダーさせるのか全くの疑問です。

そういえば、プレミアムカーボンを選ぶにはWebカメラ「モーションアイ」が必須なんですよね。これも全然ユーザー層が重なっていないと思います。

そろそろPCにも、オーナーの悦びを。

は、VAIO OWNER MADEのキャッチコピーですが、こんなに余計なモノを付けることを要求されるのでは「オーナーの悦び」も何も無いと思うのですが。今後もっと自由な組み合わせが選べるようにするのはVAIO OWNER MADEの課題ですね。

今回のSZ最大の特徴は、チップセット内蔵グラフィックとGeForceを切り換えられる「ハイブリッド・グラフィックシステム」ですが、切り換えはハードスイッチで行われます。

真ん中のスライドスイッチがそれ、右は無線LAN・BluetoothのON・OFFスイッチです。

で、この切り換えにはVAIOそのものの再起動が必要とされるわけですが、スイッチを動かすと画面にはこんなアラートがでます。

さすがに再起動無しで切り換えるのは、かなり難しいとは思うのですが、いちいち再起動してまで細かく切り換えるユーザーがどれほどいるか。将来的にはなんとかして欲しいですね(インテルにお願いしないときつそう)。

あと気になったのはPCカードスロットも、Expressカードスロットも、シャッターではなくてダミーカード方式なんですね。

ダミーカードは無くす可能性が高くなるので、やっぱりシャッター方式にしてほしかったなぁ。

現在質量780gのX505/SPユーザーである僕からみても、本体はあの性能で1.69Kgと十分軽いと思えたですが、付属のACアダプタがこれなんですよね、スタミナモードならバッテリが相当もつとはいえ、これじゃあモバイルするのに不便すぎます。もっと軽いACアダプタにしてください。

 

こうやって書いていくとなんだか不満だらけのように見えますが、逆に言えば不満はこんな些細なことだけで、全体にはすごく物欲をそそられました。あの超薄LEDバックライトの液晶はtype Tのより剛性感が高く、安心できる感じがありますし、筐体のしっかり感は、どちらかというと柔な感じの造りが多いVAIOの中で、かなりポイント高いです。

個人的には、Felicaポートはいらないから、Bluetoothとtype Tのようなワンセグチューナーが付けられて、もう少し本体+ACの重量が軽くなれば即買いします。Windows Vistaの問題もあるし、今回は見送りですが、X505/SPの後継機にハイパワーなモバイルマシンを求める僕には、現在購入候補の最右翼にありますね。

 

その後はソニービル内をうろちょろ。

AIBOコーナーは隅に追いやられ、歴代のAIBOが置いてあるなど、明らかに終了直前な雰囲気になっていたのがさみしかったです。

それにしても、そんなふうに顔を向けられると、

「お兄さん真のSonyファンなら、無くなる前に僕を買ってよ~。」と言われているようで、なんとも悩ましげです(^^;)。「ほんとは欲しいけど、19万円もだせないんだよ~。」

もう一つ期待して見に行ったHDDハンディカムDCR-SR100でしたが、まだ触れるマシンはだせないそうで、外観を見られるだけでした、残念。

 

最後に見に行ったのはこれ、

PCMレコーダPCM-D1です。

僕はいわゆる「生録世代」ではなく、「デンスケ」もあくまで伝説のブランドといった感じだったのですが、こいつはいかにもSonyらしい男の物欲をそそる逸品ですね。

もうこのアナログメーター見るだけでもワクワクしてきます。

マイクは変形X-Y型配置、ステンレス製のマイクガードに、真鍮のマイク筐体。

左右独立の録音レベルボリューム。

もうメカ好きにはたまらないです。さすが当初はQUALIAとしてスタートしたマシン、造りの良さは特筆ものです。

展示機には、これまたMDR-Z900というスタジオモニターの最高級ヘッドホンがつながってました。

96kHz・24ビットで録音されたデモファイルが入ってましたが、試聴してみるとその生々しさにびっくり。物欲刺激100%のハードの出来もあって、

「こりゃすごい!」

と大満足でソニービルをあとにすることができました。

え、PCM-D1買わないのかって?いくらなんでも買えません!(笑)


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コメント 2

arkstar

今回のTYPE-S [SZ]結構良いなぁって思っていたのですが、
私は、青歯、Felica共に不要な人間なので、
購入するとしたら「非搭載」で決定なのですが、
「プレミアムカーボンでモーションEyeが外せない」というのを読んで、
一気に醒めてしまいました(^_^;)
新設計デュアルコア機なのでパーツ類が揃わなかった?とも思うのですが、
私は、カーボンのTYPE-TでVistaまで行く事に決めました。
by arkstar (2006-02-08 10:41) 

akoustam

>arkstarさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。

あれなんででしょうね。「これをつけないといけません。」と言われるとホント一気に購買意欲が冷めちゃいますよね。

本音を言えば、Centrino Duoが超低電圧クラスにも下りてきて、B5の1スピンドル機をカーボンで作ってくれるのがベストなんですけど。
by akoustam (2006-02-09 07:15) 

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