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SonyEricsson Xperia mini pro Review 開梱篇 [Sony・MobileCommunication]

日本がGW真っ最中だった5月5日に発表された、Xperia X10 mini/mini proの後継機、Xperia mini/mini proですが、今年の第三四半期(7~9月)という予告通り、7月27日に香港で発売となりました。

そういえば前モデルのXperia X10 mini/mini proも香港がトップバッターでしたし、小型機はアジアのほうが需要が大きいのかもしれませんね(でもminiシリーズはスウェーデンのルンドチーム開発のはずだが…)。

そんなわけでおなじみ1shopmobileに並んだ直後に注文した、Xperia mini proが我が家にやってきました。これで僕にとっては5代目のXperia(笑)

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個装箱ですが、X10時代の細長い箱から変わった、この春モデル以降の「正方形っぽい」箱が採用されています。

Xperia PLAYの箱に比べると、ほんの少しだけ小さい感じ。

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なお発表直後は本体色「黒」を買う予定だったのですが、その後Xperia activeが発表され、そっちが「黒×オレンジ」なので、今回のmini proは「白」を選択しました。なので、個装箱も白×ピンクというカラーリング(「黒」を選択すると白×ブルーという箱になります)。

箱の向かって左サイドに毎度おなじみの諸元表シールがあります。

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Xperia mini proの型番は小型・キーボード付きを表す「SK17i」。UMTS/HSPAの対応バンドはバンド1(2100MHz)とバンド8(900MHz)なので、ドコモとSoftBankは利用可能だが、FOMAプラスエリアは利用不可能という、これも毎度おなじみの結果となりました。

色が「ホワイト・ピンク」となっているのは、箱の中にオプション裏蓋としてピンクも入っているから、黒にはターコイズ(青)が入っているそうで、結局4色展開ではなく2色展開+2色オプションという販売方法になったようです。

箱の裏側にはスペックを示すアイコンが並ぶのも、いつものパターンですね。

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珍しく「1GHz」とCPUのクロック周波数が強調されています。

PLAYは横にスライドさせる開け方でしたが、mini proは普通に上に蓋が開くタイプです。

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本体をどけて中蓋を開きます。

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中にはオプション類がわんさかと、

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これだけのモノが入ってました。

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左上からマニュアル、1shopが入れた電源プラグアダプタ、純正ACアダプタ、真ん中の段がUSBケーブル、バッテリパック、オプションであるピンクのバックカバー、下の段が液晶保護シール(純正?)、純正ヘッドフォンです。

マニュアルは一枚ペラのみ。

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後はSAR値などの注意事項冊子があるだけです。

ACアダプタは、何故かイギリスから輸入したPLAYと同じ「BF」プラグのEP800。

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最近香港でもBFプラグへの統一が進んでるらしいので、今までのCプラグから変更になったのでしょうか。

で、気を利かせてBF→Aへのプラグアダプタを入れてくれるのが1shopmobileです。

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でも、もう沢山もってるからいいよ…(笑)

 バッテリパックは、Vivaz/Vivaz pro/W8/Xperia X8用に使われているEP500。

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これが今回Xperia mini/mini pro/activeにも採用されました。ということでバッテリ固定式だったX10 miniはXperia miniになってバッテリが取り外し式となったことで、メンテナンス性が向上しています。

容量1500mAhのX1/X10/PLAY用バッテリパックBST-41と比べると、40%ぐらい小さい。

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これで容量1200mAhを確保しているのですから(BST-41より気持ち分厚い)なかなかのもです。

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USBケーブルはmicroUSBタイプ。これも他のAndroid Xperiaと共通なので、使うこと無く箱にしまっておくことになるでしょう。

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ちゃんと面の形状に合わせてある液晶保護シートには、クリーニングクロスとリムーバがついてました。

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ヘッドフォンは珍しくホワイト。

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しかしオープンエアのいかにも「安物」な感じが否めません。X10 miniにすらカナル型のそれなりのモノが入ってたのに、どうしてこうなった?(自分の好きなの使う派には、中途半端に高いヘッドフォン入れられるよりいいのか…)

フッキングスイッチ付きマイクはケーブルの途中にあります。

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ちなみにケーブルはY字型ではなくu字型取り回しですが、Sonyオリジナルである「Lが上/Rが下」ではなく、「L/Rとも上」というケーブルの出し方になってるので、このヘッドフォン自体がSony製でない可能性が非常に高いです。

前述したとおりオプションのバッテリーカバーはピンクになってます。

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SO-01Cのサクラピンクに比べるとかなりおとなしめな(薄い)ピンクで、ちょっとラメが入ったマット塗装なので、微妙に金属っぽい質感になっています。

本体はビニールではなく、「GreenHeart」ロゴの入ったリサイクルポリプロピレン素材に包まれていて、多少高級感を感じさせます。

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では、いよいよ本体を見ていきましょう。

 

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先代X10 mini/mini proに比べるとかなり角張った印象。サイズ自体も一回り大きくなっているので「うわ!ちっさ!」という感想はあまり出てきません(それでも十分小さいのですが)。

なお、右上についてる赤いのは、出荷時に貼り付けられてる全面保護シールを剥がすためのマークです。

大きさを比較するとこんな感じ。

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左からXperia X1/Xperia X10/Xperia mini pro/Xperia X10 mini/Xperia PLAYで、Xperiaファミリー勢揃い。やはりmini proはX10とX10 miniの中間ぐらいの大きさですね。しかしPLAYでかいな…

横スライド式ハードQWERTYキー搭載機なので、薄さに関しては期待できません。

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キー側のボディだけでX10と同じ厚さ、

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PLAYと比べてもまだ厚く、

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同じハードQWERTYキーボード搭載のXperia X1とほぼ同じ厚さになります。

X10 miniとの大きさ比較はこうなります。

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こうしてみるとX10 miniは、ちょっとタッチパネルスマートフォンとしては小さすぎの感も。

QWERTYキーボードもXperia X1と比べると本体幅が狭いため、かなり押し込んだ配置になります。

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改行キーとスペースキーが大幅に小型化され、Tabキーなどが省略されています。

バックライトはホワイト。

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その代わりX1のキーボードに比べてキーストロークが深く、かなり「押した」感があるので、誤タッチは減少すると思われます。カーソルキーが手元にあるのも良い感じ。

スライドしたときの裏側はレールがハッキリ見えて、かなり不格好です。

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日本のSonyEricssonチームみたいに「スライドした時の裏面にもこだわる」姿勢を見せて欲しかったところですが、まぁ技術的に無理なんでしょうね。

本体向かって右サイドにはボリュームボタンとシャッターボタン。

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左サイドは何もありません(中央にある窪みはバックカバーを外すときにツメを引っかけるもの)。

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下面にはストラップホール。

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上面には3.5mmヘッドフォンジャック、microUSBポート、電源ボタンという配置です。

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USBポートカバーはX10と同じくプラスチックの蓋に、ゴムの繋ぎがあるタイプ。

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液晶面上部には、左から「バッテリサインLED」、二つの黒い丸が「近接センサー」、「受話口」、「フェイスカメラ」、「照度センサー」という並びです。

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液晶下部のボタンは「バックキー」「ホームキー」「メニューキー」という春モデル以降定着した配置。

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このうち「バックキー」と「メニューキー」がタッチセンサーで、「ホームキー」のみハードボタンになります(ホームキーだけ少し盛り上がってる)。

ホワイトの裏面はX10のホワイトと同じグロス塗装。

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LEDライトに何故か赤い保護シールが貼ってありました(レンズにも貼られています)。

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バックカバーのXPERIAロゴは、エンボスではなくプリント。コーティングが上からかかってないので、使ってるうちにかすれてしまうのは間違いなし(購入から3年が経とうとしているX1は既にかすれてます)。

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そのバックカバーを開けると、半分ぐらいはバッテリーが占めることがわかります。

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スピーカーはモノラル。

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SIMカードスロットは今まで見たことないタイプになってます。

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ここに普通に差し込んで、

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奥まで入れるわけですが、

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これが一度入れてしまうと取り出しにくいことこの上なし。指の爪をある程度伸ばしてないと、かなり四苦八苦することになりそうです。SIM差し替えで、着替えるように携帯電話を使うという野望の実現は、なかなか近づいてきませんねぇ(笑)。

microSDスロットもかなり変な配置。

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付属品は2GBでした。

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以上、Xperia mini proレビュー開梱篇をお送りしてきましたが、X10mini/mini pro世代より一回り大きくなったことで、画面やキーに余裕が出来て、より使いやすくなった感じです。

画面もBRAVIA ENGINEで非常に明るく、解像度も240×320から320×480に向上しているため、文字も見やすくなっています。

これで標準でテザリング機能が使えて、WiFiルータにもなり、SMS相互接続の開始によって、メールも日本中どの携帯電話にも送れるようになったわけで、もうこれがメイン機でも十分いけるんじゃないか、というか日本のキャリアが、こういう「小型で軽快動作なQWERTYハードキー搭載スマートフォン」をサッパリ出してくれないので、これをメイン機にしたいという人も結構いるんじゃないでしょうか。

さらに今週、そんな使い方に最適なSIMが日本通信から出ますし、消費者が自由に端末とサービスキャリアを選べる良い時代が、ようやくやってきたなぁという感じです(あ、電波法の問題に関しては…(笑))。

 

次回、いつもなら「日本語化篇」をお送りするパターンですが…

実はこれ日本語化の必要がありません。フォントこそ中華フォントですが、日本語メニューも、日本語入力(POBox Touch!)も、全部入っています。

さて、何をレビューしましょうかねぇ(笑)

 

 

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