ray & active [Sony・MobileCommunication]
現在シンガポールで開催されているアジア最大の通信業界イベント「Communic Asia 2011」で、SonyEricssonの新型携帯電話が発表されました。
Androidを搭載したスマートフォンXperiaの新シリーズが2機種、SonyEricssonが昔から展開しているA2プラットフォーム採用のフィーチャーフォンが1機種ですが、Xperiaのうち一つは日本でも発売されることが決定しています。
Sony Ericsson debuts new Xperia Android smartphones and Smart Extras (英文プレスリリース)
まずはその日本でもNTT docomoより「SO-03C」として近々発表されることになるであろう、Xperia rayから。
Sony Ericsson stuns with Xperia ray (英文プレスリリース)
このXperia rayの存在は、mini/mini proが発表されたときの記事で予告していましたが、その予告通りの3.3インチ480×854ドット液晶を採用、
“Xperia miniより一回り大きく高解像度、Xperia neoよりは小さい”
というポジションに収まりました。実際にサイズを比較すると、
・Xperia mini ST15 88 × 52 × 16mm 94g
・Xperia ray ST18 111× 53 ×9.4mm 100g
・Xperia neo MT15 116× 57 × 13mm 126g
と、見事にneoとminiの中間に入り込んでいます。ただこれだとminiやneoが発売されない日本では大きさのイメージがつかみづらいので、日本で最もrayに近いサイズのスマートフォンとなると、auが発売しているIS05になります。
・Xperia ray 111×53×9.4mm 100g
・au IS05 112×55×14.1mm 130g
このようにXperia ray(SO-03C)は、IS05をより薄く軽くした感じの、docomoのラインナップの中では一回り小さなAndroidケータイとして、売られていくことになると思われます。
その他の性能は、
・CPUはMSM8255(1GHz)、RAMは512MB
・Exmor R for mobile採用810万画素カメラ
・Xperia arcなどと同じくMOBILE BRAVIA ENGINE採用の美麗なディスプレイ
・本体ボディには薄型化のためにアルミフレームを採用
・このサイズでありながらneo/proと同じ1500mAhのBA700バッテリパックを採用
と小さくても妥協なしな高スペックを実現しており、夏の終わりから秋口になるであろうdocomo版が出たときには、人気機種になりそうです(ワンセグやおサイフケータイが無いことが、実は購入障壁とならないというのは、SO-01BやSC-02Bが証明済み)。
そして日本でも発売になると言うことは、開発も品川チームが中心だったわけで、全世界に向けたプロモーションビデオにも、日本の風景が登場。
久しぶりにSonyEricsson日本らしい、「小さくてハイセンス・高性能」な端末が出てきたことは素直に評価したいです。色はdocomo版だけの独自色とかあるかなぁ。
もう一つの機種は、Xperia miniをベースに防水/防塵機能を搭載したXperia activeです。
Get fit with Sony Ericsson Xperia active (英文プレスリリース)
こちらのactiveはXperia miniがベースなので、3インチ320×480ドット液晶、CPUにMSM8255(1GHz)、RAM 512MBといった基本構成はそのままです。しかし防水機構による大きさ・質量の増加は最小限に抑えられており、
・Xperia mini ST15 88 × 52 × 16mm 94g
・Xperia active ST17 92× 55 ×16.5mm 110.8g
というサイズに収まっています(あの下のストラップホールの出っ張りは含むのか?)。
防水性能は1mの真水に30分ですから、あのG'z oneなどと同じIPX7相当の強固なものであり、その防水性能のわりにあまりいかつい格好になっていないのは、最近の防水Cyber-shotでも見せた、いかにもSonyグループらしいデザインだなと思います。
その他の性能もminiに準じまして、
・バッテリはmini/mini proと同じ1200mAhのEP500
・カメラは500万画素
・X10mini以来伝統の「フォーコーナー」UI
というものになっています。ただしこちらのactiveは日本での発売は無し。どうもmini系の端末は日本とは縁がないままでいきそうです。
もうキャリアは気にせず、SonyEricssonが全機種直販で売るルートもあって良い時代になったと思うのですけどね。
以上rayとactiveという二つの新Xperiaを見てきましたが、日本でも発売されるrayは、Xperiaの国内でのブランド力と、他にライバルのいない絶妙なサイズ感もあって、かなり売れるだろうと予想しています。
ただ個人的にはactiveのほうにSonyEricssonらしさを感じるので、この夏から秋にかけては、mini proとactiveの二台購入にしようかなと考えております(笑)
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rayは日本向けに作ったんでしょうかね。動画も日本/日本語の部分が多々ありましたし、日本人が日本向けに作ったような気がします。
by Riever (2011-06-22 23:50)