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Walkman X NW-X1060/BI Review 開梱篇 [Sony・Walkman]

僕が入院している間、佐川の営業所で止まっていたWalkman X1000。もう発売から1週間も経ってしまって、何を今更な感がありますが、とりあえず恒例の開梱篇からレビューをしていきたいと思います。

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Walkman X シリーズ (sony.jp)

Walkman X1000シリーズ (SonyStyle)

今回のNW-X1000シリーズの箱は、大きさこそ今まで通りCDケースサイズに近い感じですが、

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持ってみると少し重めの重量感があり、どちらかというと軽く・小さくを前面に押し出した、今までのNetwork Walkmanとは違う感触が味わえます。

箱の背面には各種のロゴ。

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ブラウザの「NetFront」「DIGITAL NC」「S-master」など、こちらも今までのWalkmanには無かったロゴなので、異色な感じがしますね。

前面のふたを開けて、

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一気に箱を開きます。

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上面のふたに保証書がはさんであり、そこには「Every moment has its music(いつでもそばに音楽を)」と書かれていました。個人的にはやっぱり「May the music be with you(音楽共にあれ)」のほうがしっくり来るかな?(笑)

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箱の中身は二段のお重構造になっていて、

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上の段の中箱にはちゃんと“W.”ロゴがエンボスで入れてあります。

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中箱を開くと、

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入っているのはマニュアル類と付属品です。

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ヘッドフォン、USBケーブル、ワンセグ用アンテナクレードル用アタッチメント、CD-ROMといった構成。

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最近はPDFファイルで紙マニュアル削減とかになっていることが多かったので、NW-X1000が珍しく分厚い紙マニュアルになってるのには驚きました。

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内容は基礎的な部分がきっちりおさえてあるので、役には立ちそうです。

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NW-X1000は幅が広いので、クレードル用アタッチメントは規格ギリギリまで使い切った感じです。

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NW-A808とアタッチメントと比べると、直径が全く同じなので、

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僕が持ってるBCR-NWU3でも使えそうな気もしないではないですが、

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実際に嵌めようとすると全く嵌まりません(笑)

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それもそのはず、NW-X1000のアタッチメントは本体サイズに合わせて切り欠きの幅が広くなっているので、NWU3の狭いコネクタ周りの切り欠きとはどう考えても合わないわけです。

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左:NW-X1060用アタッチメント 右:NW-A808用アタッチメント

仕方ないのであきらめてBCR-NWU5を買うことにします。

このBCR-NWU3からU5に変更になったのは、今回のNW-X1000ではなくもっと前の機種の時なのですが、こういう周辺機器の規格もコロコロと変えてしまうのが、Sonyの悪いところなんですよね。

わずか1年かそこらでまた別の商品に切り替えてしまっては、ユーザーはついて行くのが大変ですし、いわゆるエコシステムだって育っていきませんよ。この苦しい時期にSonyに最も必要なのは「継続性」なのかもしれません。

その点WM-PORTはちゃんと続いている規格なので、ケーブルもそのままです(WM-PORTも最近になってようやく規格が固定されたものですけど(^^;))。

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付属ヘッドフォンはデジタルノイズキャンセリング用に集音マイクがついたモノで、型番はMDR-NC020となっています。

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プラグの形状は、アナログノイズキャンセル機能を積んでいたNW-S706Fの、出っ張りが横にある特殊5極端子から、5極全てをプラグに配置する最近のタイプ(VAIO type Pのノイズキャンセルヘッドフォンもこのタイプ)が採用されました。

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左:NW-X1000付属ヘッドフォン 右:NW-S706F付属ヘッドフォン

最初にノイズキャンセル機能を内蔵したNW-S700シリーズから約2年半の間に、ヘッドフォンも進化していまして、u字型コードの左右切り返しの部分も、左右の抵抗を揃えるための特殊な回路が不要となって、普通のヘッドフォンと同じモノになっています。

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下:NW-X1000付属ヘッドフォン 上:NW-S706F付属ヘッドフォン

ベースとしてはMDR-EX85/90系列の、13.5mmドライバーを外耳道に平行に配置するタイプで、

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ドライバーユニットを垂直配置するMDR-EX500に慣れた身としては、ちょっと世代遅れ感を感じます。

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イヤーピースはS,M,Lの三種類が付属します。

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というわけで、ようやく下段の本体のレビューに移れます。

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毎度恒例、おまけにしては結構出来がいい保護ケースに包まれて、NW-X1000が箱の中に鎮座しています。 

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こいつにもちゃんとW.ロゴが入ってるし、これそのまま常用の保護ケースとして使っても良さそうですね。

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というわけで出て参りました、SonyStyle限定NW-X1060/BIアイスブラックです。

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個人的にはVAIO type Pのガーネットレッドとピッタリ合う、レッドの方が好みだったのですが、どうしてもあのサイドの“岩石調ザラザラ霜降り肉フィニッシュ(笑)”が受け入れられなくて、ソリッドでシンプルなデザインのアイスブラックを選択しました。

このシンプルなフォルム+レッドなら完璧だったのに、デザイナーさんなんで岩石調にしてもうたんや…

大きさはちょうど携帯電話のようなイメージ。

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ってW880iがあまり一般的でない携帯電話ですが(^^;)

NW-A808よりは大きく、

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iPhoneよりは断然小さいというサイズ感です。

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前面は有機ELディスプレイ+静電容量式タッチパネルのため、ハードボタンはHOMEボタンのみ。

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上面に「再生」「トラック送り」「トラック戻し」の三つのハードボタンが設けられているため、iPhone/iPod Touchのように「画面を見ないと再生/停止すら出来ない」ということがありません。ここらへんは満員電車などで音楽を聴く、日本人のライフスタイルをよくわかってますね。

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左サイドはWalkmanロゴがあるのみ。アイスブラックはサイドもピカピカで、いかにも「指紋だらけにしてください」と言わんばかりの作りです。

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右サイドはデジタルNCロゴ、RESETボタンホール、NCのON/OFFスイッチ、ボリュームボタンが並びます。

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このNCスイッチとボリュームボタンが、プラスチックむき出しの質感なのはいただけません。こういうところもちゃんと気を遣って、メッキフィニッシュとかにして欲しかったなぁ、NW-A808はちゃんとそうなっていたのですから。

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底面はWM-PORTとネジが二本。

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これもコネクタがむき出しのまま。NW-A808はさりげなくバネ式のコネクタシャッターがつけてあって、

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細かい部分までデザインが行き届いてる感じがあったのですが、NW-X1060は全体コンセプトは良かったのに、細部の詰めの甘さが露呈してしまった感が否めません。「史上最高」を名乗るのであれば、こういうところを大切にして欲しかったです。

裏面も当然のごとくピカピカ。

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上部に大きなHOLDスイッチがあります。

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これはHOLDスイッチが申し訳程度の大きさしかなかったNW-A808に比べると、高く評価したいですね。前面のHOMEボタンと対をなす半円のデザインがお見事。

で、型番やら製造番号やらが刻まれたシールですが…すいません、やっぱりシールは嫌いなんでさっさと剥がしました。

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今回のNW-X1000シリーズはWi-Fiを積んでいて、無線機としての技適マーク等も記入されていますから、本当は剥がすのはまずいんですけどね。読者の皆様で剥がされるという方は、くれぐれも自己責任でお願いいたします。

電源を入れると有機ELの表示はさすがに明るくて見やすいです。

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ジャケット表示も綺麗。

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この高画質・大画面をいかに活かすか、インターフェースはおいおいレビューしたいと思います。

 

以上「史上最高Walkman」NW-X1060/BIを開梱していきましたが、さすがは「最高」の名に恥じない出来となっていて、変に軽くなくちょっとずっしりくる重量感、表面加工やデザインの高級感などは高く評価したいと思います。

しかしこのNW-X1000シリーズの真髄は、S-masterデジタルアンプによる高音質にこそあるので、最終的な評価は音を聴いてからになりそうです。そのためにはまず病気を治さなくては…

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Riever

いよいよ触ることが出来ましたか。
無茶しないで楽しんでください。
by Riever (2009-05-02 02:57) 

as

回復一発目から、こんなに気合の入ったエントリー・・・(汗)
無理は禁物ですよ!!
by as (2009-05-02 14:24) 

Virgo

側面のプラスチッキーなボタン、不釣り合いですよねぇ。
出来れば、金属系のボタンでしょう、このモデルだけでも。
by Virgo (2009-05-07 12:08) 

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