NW-A808/V Review 開梱篇 [Sony・Walkman]
どうも皆様お待たせいたしました。2007年最初のSony製品購入レビューは、Walkman NW-A808です。では今回も毎度恒例の「開梱篇」からお伝えしていきましょう。
大人の事情で購入したNW-A806が到着したときに書きましたが、今度のNW-A800の箱は非常に小型化・簡素化がされており、あのUSBケーブルが無いNW-E00xシリーズのものよりも小さくなっています。
今日はその他にもアクセサリーを買ったので、たくさん届きました。
これらの製品は、Sonyネタの無い日(^^;)に順次レビューしていこうと思います。
本体の箱の中はこんな感じ。
左上から、箱の中で本体を包んで支える厚紙、BCR-NWU3用アタッチメント、ヘッドフォン延長ケーブル、クイックスタートガイド。真ん中が化粧箱、保証書などの紙類、SonicStage 4.3のCD-ROM。下はUSBケーブル、ヘッドフォンとなります。
本体が厚紙の中に隠れてるもんで、最初はどこに本体があるんじゃいと探してしまいました。
無駄なコストをかけないようにということだと思いますが、僕は前の箱の方が高級感あって好きですね。
アタッチメントはNW-A800の形状にあわせた切り欠きがされているので、NW-S706F/T同梱のものとは、かなり印象が違って見えます。
本体を立ててみると、深い切り欠きでしっかり支えることが出来ていますね。
ここらへんは、BCR-NWU3をレビューする時に詳しくお伝えしましょう。
同梱のヘッドフォンMDR-EX082は、皆さんご存じの通りMDR-EX85SL相当という、付属品としてはかなりの高級ヘッドフォン。
それでも倍の値段で売っているMDR-EX90SLと並べると、まぁ値段の差はやはりあるかなと思います。
この二つの音質の違いを調べるのも一興なのですが、今は本体側の音質を検証中で、そこまでは手がまわりません。自分の6,000曲のライブラリを駆使して、色々なジャンルの音楽を試している最中です。第一印象としては、NW-S706F/Tに比べ高域がおとなしくなったかなといったところ。どうもドンシャリ感を抑えてフラットな特性になったみたいですね。
本体のデザインは銀座Sonyビルなどで見ていましたが、改めて自分の手元に来てみると、その小ささ・薄さに感動します。
ハイエンドの折りたたみ型が全盛の日本の携帯電話の中では、比較的小型の部類に入るSO902iも、並べてしまうとかなりデカい図体をしているなと思ってしまったり。
それでも画面はNW-A808の方が大きいですし(SO902iは1.9インチ。NW-A800は2.0インチ)、
逆に厚さは半分以下、
この小さなスペースの中に、QVGA液晶、アンプ、フラッシュメモリ、ハイパワーな新プロセッサ、Li-ionバッテリなど全て詰め込んでしまったというのは、「世界最小・最軽量」の製品を連発してきたSonyの、面目躍如と言ったところでしょうか。
全体のデザインを見ていくと、側面をぐるりと取り囲むようにシルバーのモールがあり、この部分と液晶画面にあっという間に指紋が付いてしまいます。カバーやケース類を使わない人は、本体を拭くのが日課になりそうです。Sony製品にはよくありがちなことなので、僕は慣れてしまっていますが…
Walkmanには珍しく、上面には何もありません。
おしりの部分にWM-PORT、
その右隣に3.5φヘッドフォン端子があります。
最初この配置を見たときは「何もそこまでiPod nanoを意識しなくても」と思いましたが、実際にここにヘッドフォンを差し込んで、手でもって音楽を操作してみると、ヘッドフォンのプラグが手の支えになって本体が安定し、ボタンが押しやすくなるような感じです。そこまで計算して配置したかはわかりませんが(^^;)
HOLDスイッチは裏面の右下にあります。
HOLDを多用する僕にはこの位置はちとつらいのですが、デザインや部品コストを考えると、ここにこの形で置くしかないかなとも思います。
それ以上に裏面のデザインを壊しているのが、無粋な電池に関する注意書き。
NW-E500のころは、この注意書きシールになっていたので剥がしてしまえば良かったのですが、最近みんな印刷になってしまったのが残念です。
Walkmanの象徴「W.」ロゴは、表面右下に、
ここらへんの処理はVAIOの「ルミナスミラーロゴ」と一緒で、高級感があっていいですね。NW-MS70Dでは使用一年半でこのミラーロゴが一部剥がれ落ちてしまい、かなり凹みましたが、NW-S205Fのようにスクラッチカードのように消えるロゴよりは頑丈だと思います(w
右側面上部にシーソー式のVOLUMEボタン、
右側面下部に、ストラップホールとRESETピン用の穴があります。
この片持ち式のストラップですが、両側で支えるiPod nanoや初代iPod shuffleに比べ、首かけで使うと胸のところで本体がくるくる回って暴れやすく、あまり実用的な気がしません。クリアケースやシリコンケースで、両持ち式のストラップがついてくるといいと思うのですが、どうでしょう。
ソフトに関してはまたお伝えするときもあると思いますが、CD-ROMを入れ指示に従っていくと、Walkman Launcherがインストールされました。
これでSS4.3とイメコン3.0を使い分けるわけですが、やっぱり納得いかないのは「ダウンロード」をクリックすると、普通にブラウザが立ち上がって動画購入の案内ページに行くこと。
このやり方、あまり使い勝手いいとは思えないのですが、SS内のブラウザ機能は使えないんでしょうかね(あれもSSの中にIEを呼び出してるだけなのに…)。
次回は操作感など、使い勝手全般についてお伝えする予定です。
今回は随分アクセサリーも買い込まれたんですね、詳報が今から楽しみです♪
SO902iとの比較写真でやはり、赤・・・・・・って、叫ぶのは私だけでしょうか?
ストラップホール、あの位置、首下げの事を考えてないのがありありですよね。
実に惜しいです。
by Virgo (2007-04-03 08:46)
おぉ!両持ち式ストラップホール!!
気が付かなかったけど、僕もそれ大賛成っす!!!!!!
by かつぽん (2007-04-03 11:32)
あの薄さ、軽さは、やはりウォークマンとしての魅力ですね。
梱包以外はソニーらしさを感じる出来だと思います。
ipodに負け、コネクトプレーヤーで大失敗したけれど、高音質という、コンピューターメーカーが持っていない強みをもって登場
した商品だと感じます。
「SonyDesign」のサイト内でもウォークマンは、ソニーのデザイン哲学の塊として紹介されています。
Sシリーズの商品開発のときにも、ボディに等高線を引き、実装のときの配置を何度も考えたそうです。
このような緻密なものづくりは、ウォークマンブランドにふさわしい
ですね。
by Akihito(・。・) (2007-04-03 15:06)
早速のレビューご苦労様です。私は首かけスタイルにしようなぁと思っておりましたが、おっしゃるとおり片持ち式だとちょっと問題が有りそうですね。
by (2007-04-03 21:29)
やはり別にIE立ち上げするところが謎ですよね。
私も昨日量販店でWalkman Launcherを触ってみたのですが、それが滑稽に見えて仕方がありません。
by Riever (2007-04-05 11:28)
>Virgoさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
今日の段階でアクセもまだ一つしかレビューしてませんね。A808は書くことがいっぱいあって当分ネタには困らなそうです。
ストラップホールはずっとアレですね。Sonyとしては首かけ使用は想定してないのでしょうか。
by akoustam (2007-04-11 23:52)
>かつぽんさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
今までのスティック型だと片持ち式なのもわかりますが、平べったいA800シリーズなら、当然両持ち式のソリューションも用意してしかるべきだと思うんですよね。
そこらへんはAppleの方が実際の使用シーンをよく考えてるなと思います。
by akoustam (2007-04-11 23:55)
>Akihito(・。・)さん
コメントありがとうございます。
歴史あるエレクトロニクスメーカーなんですから、少なくともハードウェアの技術力で他社に負けるのは許されませんよね。A800でようやく、ハードはトップに立てたと思います。
あとはPCソフトウェア…
by akoustam (2007-04-11 23:58)
>シマリスさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
A800の形状だとホールを支点にしてクルクル回っちゃうんですよね。だから両持ちじゃないと首かけはしたくないなぁと思いました。
by akoustam (2007-04-11 23:59)
>Rieverさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
SonicStageはそろそろ大きな飛躍を求められる時期が来たと思いますね。もともとHi-MD Photo規格対応のために、V.3.0から写真は取り扱える仕様になったはずなんですけどね、それもどこかへ消えてしまって、結局イメコン3ですからねぇ。
by akoustam (2007-04-12 00:03)