速報!ESシリーズにピュアオーディオシステム登場! [Sony・Audio]
先ほどSonyよりプレスリリースされました。Sonyの高級オーディオ「ES」シリーズに、久々の2chピュアオーディオとして、アンプ、CD/SACDプレーヤー、スピーカが登場です。
原音を忠実に再現する「ESシリーズ」などオーディオコンポーネントシステム計3機種を発売
~組み合わせのシステムステレオとしても提案~
最近DVDの普及や、SACDのマルチチャンネルソースの増加などで、すっかり5.1ch/7.1chというマルチチャンネルオーディオに押されてた2chピュアオーディオですが、エントリー機とはいえ、まさかここで投入してくるとは思いませんでした。
アンプはS-master PROに自動音場補正機能搭載。CD/SACDプレーヤーは2mm厚のシャシーに偏心インシュレータ、スピーカはEDツイーターにピアノフィニッシュキャビネットと、なかなかの気合いの入れようで、この3点セットをシステムとしても提案していくようです。
僕ももともと2chでオーディオの世界に入ってきて、最近はマルチの方に目がいっていましたが、さすがオーディオメーカーSony。ピュアオーディオにもちゃんとした製品を用意してきましたね、これは嬉しいです。
圧縮オーディオ全盛の時代に、こういうものが出てくる。「便利な音楽」から「いい音楽」への回帰は始まってきてるのかもしれません。
このアンプとスピーカー+PS3構成というのは邪道ですかね?(^_^;)
PS3はSACDプレーヤーを兼ねているので最初はアンプとスピーカーという組み合わせから始められるかなぁなんて思ってしまいました。
(製品発表のタイミング良過ぎに感じるのは気のせいですかね? ^_^;)
by arkstar (2006-09-05 14:43)
このプレーヤーやアンプのヘッドホン端子の性能はどうなんだろう・・・と考えてしまう僕は邪道ですか?(笑)
by ahtoh (2006-09-05 22:31)
>「便利な音楽」から「いい音楽」への回帰
うれしいです。音楽はもっともっとすばらしいものなんだよ、とみなさんが分かってくれるようになるといいですね。
ところでSACDって、方式がPCMでなくてダイレクトストーリーミングデジタル(ちょっとうろ覚え)というような感じだったと思うんですが、既存のD/Aコンバータとはつなげないんですかね。まあ“スーパーオーディオD/Aコンバーター”という専用のD/Aコンバータがついているのでいいですけど。でも、D/Aコンバータはプレーヤー部と分離した方が音質はよくなるんですよねぇ・・・ふつうの人はここまでこだわりませんが。
SCD-XA1200ESだけ買って、プリアンプに繋げばうちでも聴けるはず。でも・・・買えません(^_^;)
by Riever (2006-09-06 07:20)
>arkstarさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
このアンプはとてつもなく贅沢に出来ていて、あの63万円のTA-DA9100ESのアンプ(7chのS-master PRO)と全く同じモノを、2ch分だけ搭載したんだそうです。
PS3のアナログ出力がそれに見合うだけの音質があるのか、ちょっと微妙なところかもしれません。
by akoustam (2006-09-06 22:03)
>ahtohさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
S-master PROのもつ強大な駆動力は、やはりスピーカでこそ力を発揮するタイプですから、ヘッドフォン向きとは言えないかも。
by akoustam (2006-09-06 22:05)
>Rieverさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
DSD(ダイレクト・ストリーム・デジタル)方式ですね。PCMとは全く違う原理で動いていますので、PCM用のD/Aコンバータでは動きません。
また、DSD信号は、PCMの5倍以上のデータ量があるので、デジタル伝送するにはiLINKかHDMIが必要なのですが、SCD-XA1200ESはそれを積まなかったので、CD音声しかデジタル出力出来ないようになっています。
開発者であるSonyの金井さんによると、どうやらiLINK伝送は消えゆく運命にあるようで、今後はアンプ・プレーヤ間のデジタル接続はHDMIが主流になると思われます(PS3もiLINKは捨てた)。
それにしても、S-master PROというSACDと親和性の高いデジタルアンプを搭載していながら、SACDをいったんアナログにして伝送し、もう一度デジタルで増幅処理を行うって、ものすごい無駄に感じるんですけどね。
by akoustam (2006-09-06 22:24)
ありがとうございます。やはり既存の(DSDに対応していない)D/Aコンバータでは無理なんですね。DAS-R1aの光デジタル入力が2つも余ってるのに(^^;)
>CD音声しかデジタル出力出来ない
>アンプ・プレーヤ間のデジタル接続はHDMIが主流
ふむふむ。お勉強になりました。
>SACDをいったんアナログにして伝送し、もう一度デジタルで増幅処理
この作業、すごい無駄ですね。せっかくフルデジタルアンプのS-master PROを搭載しているのに・・・やはりSACDなのでデジタル複製の「可能性」から絶やす方針なんですかね。違法複製しようとする人がいなくなるとこんなこともなくなるんでしょうが、なくなりませんしねぇ・・・
by Riever (2006-09-07 22:09)
この機種を発表する以前からソニーは高級オーディオに力を入れていたようで、DR-1シリーズで100万(!!)以上のオーディオを作っているそうです。
りんご印のプレーヤーで、圧縮音源が一般的になっても原音に忠実に、
伸び伸びとした音を目指す姿勢は、まだ残っているのだなー、と感心しました。
エソテリック(TEACの高級ブランド)やラックスマンに通じるような姿勢で、
これからもオーディオを作ってほしいです。
by NO NAME (2006-09-09 14:12)
>NO NAMEさん
コメントありがとうございます。
Sonyも一般オーディオしかやってないイメージがありますが、ちゃんと最高級ラインは残しているんですよね。そういう意味では、アキュフェーズ、エソテリック、ラックスマンとかと同じで、オーディオメーカーとしての面目は保っているのはすばらしいと思います。
by akoustam (2006-09-10 02:18)