My Sony Chronicle [Sony・全般]
皆さんのところにも続々と届いているあれですが、当然我が家にもやってきました。
「Sony Chronicle 2006」。
Sonyの製品を完全網羅しているわけではありませんが、Sony60年の歴史をざっと振り返ることができるこの本を、今わくわくしながら読んでいる最中です。
この本を読んでいると、Sonyの歴史もさることながら、僕自身のSonyとの関わり合いの歴史もたどることができるので、今日はakoustamの「My Sony Chronicle」をお送りします。
僕が自分の小遣いから買った初めてのSony製品「My First Sony」はちゃんと掲載されていました。
1990年登場のWM-EX80。初の液晶リモコン搭載のカセットWalkmanです。買った当時は高校2年生、はじめは持ち歩くのがすごく嬉しくて、部活動の準備運動で走っている時にまで聴いてました(所属は陸上部)。
アクセサリーまで含めてのMy First Sonyなら、おそらくこれが自分の意志で買った最初のSony製品でしょう。
1984年登場のカセットテープ「HF-PRO」。コピーバンドをやっていた兄の趣味だったTHE SQUAREのテープを、自分用にダビングするために買いました。当時小学5年生。何がいいのかよくわからないまま「PRO」という名前と、「CERAMIC TAPE GUIDE」という表記がなんだかかっこよくて、決めた記憶があります。
ちなみに僕がWalkmanという存在を認知したのもこのころ、
1985年登場の「WM-W800」です。WalkmanでありながらWデッキで両開きというギミックが、強烈に僕を惹きつけました。こういう一風変わった製品に魅力を感じるのは、昔からの癖ですね。
この小学4~6年ごろが、僕がSonyという会社の存在を覚えたころでもあります。そのきっかけになった商品も載っていました。
1983年登場のベータ規格のビデオデッキ、「セブンティーン」です。
そのころakoustam家にはビデオデッキは無く、兄が各社のビデオデッキのカタログを家に持ち帰り、父親に「買おうよ!」と交渉していました。
東芝・松下・三菱といったメーカーのカタログが並ぶ中で、僕が一番かっこいいと思ったのが、このSonyのセブンティーン。当然小学4年生のガキンチョに、ベータ対VHSの規格戦争なんて理解できるはずもなく、「これがかっこいいから欲しいよ。」と言う僕の意見は、VHSの勝利を知っていた兄に一笑に付され、akoustam家には1985年、松下のマックロードNV-U1が初ビデオとしてやってきます。
ただしそのとき父親が同時購入してきたのが、Sonyのテレビ「トリニトロン」。残念ながらその製品は載っていませんでしたが、トリニトロンの美しい映像に僕はすっかり感化され、その後はテレビもPCモニタもトリニトロンだけを使い続けることになります。
そんな中学生になったころの僕が「将来買うぞ!買えなきゃ親父に買わせよう(^^;)」と意気込んでいたのが、これ、
1986年登場の「PROFEEL PRO」です。とにかくこのキューブデザインは衝撃的でした。このときの僕の想いは9年後の1995年に結実し、このHV1の2世代後のKX-29HV3を購入して今に至ります。
一方現在HVR-A1Jを所有する僕にとってSonyのハンディカムといったら、やはり歴史的名機、初代パスポートサイズのCCD-TR55だと思うでしょ?でもこれが違いまして、
1985年登場の初代8ミリビデオカメラ「CCD-V8」。これの印象が強烈に残っています。
この1985年当時、小学6年生の僕は、学校で放送委員なるものをやっていて、学校の備品として置いてあった、松下のフルサイズVHSビデオカメラNV-M1を使う役目をしていました。
これがまぁでかいは、重いはで、運用が大変。同時期に出ていたこのV8の小さなテープとバッテリに、こっちのほうがいいじゃん!と憧れていたのです。それも今では、ハイビジョンカメラを自分で買って、海外にまで持ち歩くようになるとは、あのとき僕にビデオカメラの運用を任せた先生も、考えもしなかっただろうなぁ。
1985年頃のSonyの思い出はまだ続きます。
僕にとってSonyのヘッドフォンといったら、やはりこの名前を思い浮かべます。
1985年登場のこのMDR-E282そのものには思い出はないのですが、この「N・U・D・E」というブランドは、僕にとってはSonyのヘッドフォンの代名詞。「TURBO」「TWIN TURBO」といった機能名もよく覚えています。
今持っているSonyのヘッドフォンの中で、MDR-E888は一応N・U・D・Eブランドなんですよね。
また、こっちの製品も1983年登場ですね。
MSX規格のパソコン「HITBIT」HB-55です。松田聖子がCMしていたのをはっきり覚えています(ただし我が家にあったのはタモリがCMしていた富士通のFM-7だったのですが。)。
でも、この14年後に富士通派だった僕が、Sonyのパソコンを買うとは…そこまで僕を心酔させたのが、
1997年登場のVAIO PCG-505です。これ以後VAIO以外のPCは買ったこと無いという。こいつはトリニトロン・Walkman以来の衝撃でしたね。
そういえば初めて買ったサイバーショットはこれでした。
2000年登場のDSC-F505Vの一つ前、DSC-F505K。これも僕がずっとサイバーショットを使い続けるきっかけになったのですから、Sony製品の魔力ってやはりすごいと思います。
こうしてこのSony Chronicleをたどっていくことで、僕のSony像の大半は1983~1985年頃に形成されたんだなというのがよくわかりました。この一冊で自分自身の歴史もゆっくり振り返ることが出来たんで、2500円は安かったかなと思います。
でも、Sony Card Goldの特典として、同じモノがもう一冊くるんだよなぁ、そっちは保存用にしとこうかしらん(^^;)
わぁ、たぶん世代的に数年しか違わないはずなんですが
ずいぶん、ストーリーが違ってくるんですねぇ。って、思えました。
ソニーカードゴールド、私も入会していますがもしかして
自宅にも1冊送られてくるんですか!嬉しい!!
by 店員佐藤 (2006-03-31 07:34)
ん?PCって、伝説のSMC777載ってないんですか?
写真の歴代の機器を見て、やはりSONYらしいデザインだなぁって思います。
by arkstar (2006-03-31 09:48)
sonyファンのみなさんのお宅に続々届いているクロニクル。みなさん、ホンとにsonyを心から愛しているんですね~。ページをめくるドキドキ感や、ワクワク感が文章から感じられますね!読破したら感想記事を楽しみにしていますね!
by as (2006-03-31 21:39)
SONY暦が長い方は思いいれもかなり違うようですね~。
僕のSONYはまだ7年くらいですから、よく分からない部分も・・・(;´Д`A ```
by ahtoh (2006-03-31 21:56)
うちにも届きました~♪
3月下旬、、ということで、本当に3月下旬、最後になりました。笑
ベータデッキなんかも、当時、黒主流のなかで、このカラフルな色の
展開がさすがソニーらしい感じがします。
by はまちゃん (2006-03-31 22:24)
あいたた、すっかり購入しそびれていました。う、うらやましいです。
ふろすもカセットテープといえばソニー製しか買いませんでした。
さすがにベータのビデオは買いませんでしたが・・・。(;^_^A
akoustamさんは高校生の昔からビデオカメラの近くにおられたんですね。
ふろすはといえば、結婚を機にビデオ買ったクチですから未熟もんです。(;^_^A
by floss (2006-04-02 13:22)
>店員佐藤さん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
まぁ一人一人にそれぞれのMy Sony Chronicleがあるでしょうから、僕の場合は小学生時分から、かなりの変わりモンですし(^^;)
Gold Cardの会員にはそのうち送られてくるでしょう、実際そういう風に案内されてましたから。
by akoustam (2006-04-03 02:51)
>arkstarさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
SMC-777載ってますよ~、問題のHB-55の上に。あれは確かに名機でしたね。でも僕の中であの頃のSonyのパソコンといったら「ひ~とびと~のひっとびっと」というコピーが強烈に残っているんで(^^;)
by akoustam (2006-04-03 02:56)
>asさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
まぁ僕の場合はSonyキチ○イですから(^^;)、思い入れも並以上ということで。完読いつになるでしょう、最近忙しくって(T_T)
by akoustam (2006-04-03 02:59)
>ahtohさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
そうですか7年っていったら1999年ころ、すでにSonyの混迷が始まっていたころですね(^^;)。ahtohさんは元気な頃のSonyをあまり見たことがないのか…はやく復活して昔のぶっ飛びSonyを取り戻して見せてもらいたいですね。
by akoustam (2006-04-03 03:02)
>はまちゃん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
はまちゃんもすごく楽しく読んでおられるようで。
ベータの「セブンティーン」は小学生の僕でも「かっこいい~」と思いましたからね。Sonyのデザイン力は他社を圧倒していた感じがあります。VHSより操作性の良かったベータが主流になっていれば、もう少しビデオカセットの寿命も長くなっていたんだろうなとも思います。
by akoustam (2006-04-03 03:04)
>ふろすさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
僕のビデオカメラ歴は実は20年以上になるんです(^^;)。小学生の頃から機械好きで、小学校・中学校の放送機器を牛耳ってましたから(我ながら変なガキ)。でも放送局とかに就職したいとかは無かったなぁ。
by akoustam (2006-04-03 03:07)