お目付役が45人? [Sony・全般]
今日のSonyのプレスリリースは人事関係だったわけですが…
なんでもSonyには、定年で退任なされた元役員さんが、「顧問」という立場で現役の経営陣や社員さんにアドバイスを与えたり、関連会社のマネジメントに関わるという制度があって、その制度をこの3月末をもって廃止するということになったんだそうです。
ところが、その退任される顧問の方の数というのが、
45人!!!
いや、世界のSonyの役員にまでのぼりつめた方々ですから、皆さんものすごく優秀なんでしょうし、会社への貢献度も非常に高かったんでしょう。45人の中には前経営陣の出井さんや安藤さんも入っていると思われますし。
それにしても45人はいかにも多すぎません?
もちろんなにかある度に、都度顧問に相談したりとかではなく、たま~に「これどうっすかねぇ。」みたいなノリで、ちょっと相談してみよか、程度の制度だとは思うのですが、なんだかお目付役の大物OBがうようよいて、現役経営陣が縮こまってしまっているイメージがどうにも浮かんでしまいます。
これで今の経営陣が、思い切った戦略をとれるようになるといいなぁ、と一ファンとしては期待してしまうのですが、さぁてどうなるんでしょう。
組織のスリム化(リストラ)を現場に求めるだけではなく、上層部にも求めたんでしょうね。
顧問料だけでもバカにならないと思いますし、社内で活躍している人たちにとって、「顧問」が必要かどうかってなると・・・
by arkstar (2006-02-23 09:50)
>arkstarさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
なんだか日経の記事によると、顧問料1000万とかだったらしいです。ものすごく悪い表現をすると、典型的な「老害」ってパターンですね。これで、さらに意志決定の早い組織になってくれることを願いたいです。
by akoustam (2006-02-24 03:01)
出井さんだけは経団連やってることもあり、退任が来年の5月に
なるそうですが、しかし一気に一掃してしまいましたね。
思い切ったことがこれで出来るになったにせよ、
ソニーらしさ、スピリットだけは受け継いでいって欲しいです。
単なる売れ筋商品だけつくるメーカーになっては困ります。
by はまちゃん (2006-02-25 01:17)
>はまちゃん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
一部マスコミや業界関係者からも「これでSonyらしさが失われるのでは?」と声が上がってますね。
僕は未来を先取りした、思いきった製品作りの方がSonyらしいと思っているので、あまり過去の栄光にすがっているような顧問制度は無くして正解だと思っているのですが、どうでるでしょう。
by akoustam (2006-02-25 03:52)