終わり無き「キズ」との戦い [Sony・Walkman]
訳あって部屋の大掃除を始めたのですが、機種変更して、もう使わなくなった携帯電話を入れた箱を整理していたところ、こんなものが出てきました。
2003年2月10日の発売日に手に入れ、2004年7月10日にNW-HD1にバトンタッチするまで、僕の音楽生活の中心にいてくれたウォークマンです。
僕のウォークマンは、ほぼ毎日休むことなく酷使される運命にあるため、「W.」のミラーロゴの「.」の部分は剥がれ落ち、デジタルボリュームの右耳用回路が壊れて、右耳は左耳の半分の音量しか出せなくなっているのですが、チタンで出来た筐体は不思議なほどキズが少ないままですんでいます。
裏面も
これはプレスリリースにもある「イオンプレーティング処理」のおかげで、表面に非常に堅い膜が形成されているからです。本来チタンは素材としては非常に堅いものなのですが、表面加工しだいではすごくキズがつきやすいという弱点があります。
例えば僕の愛用しているチタン製品の一つ、
SUUNTO OBSERVER TT (フィンランドSUUNTO社製リストップコンピュータ)
軽くて、かっこよくて、機能も優れていて、お気に入りの腕時計なんですけど、チタンの部分は盛大にキズだらけになっています。
まぁチタンである以上仕方のないことですし、これはこれで「味がでた」と思って割り切っているのですが、こう見るとNW-MS70Dのイオンプレーティング処理の偉大さがよく分かります。
そういえば4月21日の発売日に購入してから半年、これまた毎日酷使され続けているNW-E507も、樹脂製の筐体だけにキズだらけになるかと思いきや、
この通りキズらしいキズはついていません。
ちなみにケースに入れたり、カバーをつけたりは一切しておらず、それどころか二度胸ポケットから落下して、二度コンクリートに叩きつけられてさえいるのです(そのうちの一回でジョグの内部アームを折損し、Sonyに修理に行っております。)。
それでもこの綺麗さを保っているということは、Sonyは全く宣伝してませんが、おそらくDVD-Rとかに使われる「ウルトラハードコート加工」がされているのかもしれません。
ライバルのiPod nanoは、買った人のほとんどから「すぐにキズだらけになった。」という話を聞きます。もちろんこのことをもってiPod nanoより優れているとは全く思いませんが、ウォークマンはこういう細かい気遣いをいつまでも忘れずに、「タフなウォークマン」であり続けて欲しいものです。
またかぶった~~~~~!!!!!(笑)
僕もNW-MS70Dユーザーでした。
確かに傷には強かった!
でも内部と操作部は壊れやすかった(笑)
個人的には腰からカラビナをつかってぶら下げる使い方なら、
香水瓶よりこっちが好みでした。
by ahtoh (2005-10-30 10:57)
>ahtohさん
コメント&ナイス投票ありがとうございます。
なんかahtohさんとは、よく持ってるモノがかぶりますね(^^;)僕の場合、歩いて5分のコンビニに行くのにもウォークマンと一緒、という超酷使型の使用方法なので、どんな頑丈なウォークマンも短期間のうちに壊れます(笑)。
そのなかではMS70Dは、結構壊れないほうだったんですけどね。ほんとキズ全然つかないし。それでも最後は燃え尽きるように次々故障を起こしてくれたもんです。
by akoustam (2005-10-30 15:32)