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iPhone 3G Review 開梱・外観篇 [携帯電話・iPhone]

iPhone 3Gレビュー、本日は開梱・外観篇をお送りします。

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…しかし、すでに発売から二日が経ちあちこちに開梱レビューが載っている中で、今更こんなことやっても別段新しい情報はありません。読者の皆様も軽く読み流す程度で十分ですので、今日はお気楽に行きましょう。

「開梱」と言っても、ソフトバンクショップ表参道では、アクティベーションをスタッフがやってしまうので、買ったときにもう箱は開けてしまっています。ただ、僕を担当してくれたスタッフさんは気をきかしてなのか、最初に化粧箱のビニールラップを破って箱を開ける儀式を「お客様がやりますか?」と聞いてくれたので、最初のワクワクはちゃんと味わわせてもらいました。

購入日にお伝えしたようにiPhone 3Gの箱は非常に小さく、国産携帯の1/3ぐらいの容積しかありません。上面のiPhoneの本体写真の部分は、ちょっとわかりにくいですが箱の面から微妙に盛り上がって作られています。

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底面には注意事項。

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箱を開けるといきなり本体ですが、本来は本体には保護ビニールがかかっていますので、このようにむき出しで入っているわけではありません。

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本体を乗せているトレイには真ん中に穴が開けてあり、下の紙の部分が摘めるようになっています。

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持ち上げるとその下にはケーブル類があります。

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この摘める紙のケースの中に、昨日お伝えしたSIMトレイ引き出し工具と、簡易マニュアル、クリーニングクロスが挟まっているので、開けて取り出してみましょう。

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「Finger Tips」というクイックスタートマニュアルは、マニュアルと言うよりほとんどカタログ。

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結局何かわからないことが出てきたらWEBサイトに行けということで、「とにかくパソコン&ネットありき」の思想で設計されたガジェットであることがよくわかります。

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クリーニングクロスは正直単なる布っきれ(ヲイ)。こんなんであれだけガンガンに付いてしまう指紋や脂を落とせるかいな!

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付属品で秀逸な出来なのがACアダプタです。

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大きさがとても小さくほとんどコンセントプラグレベルなので、持ち歩きには苦労しないでしょう。iPhone 3Gはバッテリ消費が激しいデバイスなので、ちょっとしたお出かけにはACアダプタ必須です。

大きさ的にはNOKIAの標準ACアダプタAC-5U(写真中央)よりも小さく、FOMA AC(写真右)とは比べ物になりません。

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もう一つ付属しているのがヘッドフォン。iPodシリーズですっかり市民権を得た「白いヘッドフォン」が入っています。

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左耳用ケーブルの途中にマイクユニットがあり、

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このユニット全体を押しつぶすような感じで押すことになる、フッキングスイッチが備えられています。

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マイク・スイッチがある分プラグは4極タイプ。

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で、充電やPCとの同期を行うためのUSB-Dockケーブルが入っているわけですが、僕はクレードルや卓上ホルダを使う派なので、

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ソフトバンクショップ表参道の帰り道に、iPhone 3G Dockをアップルストア渋谷で買って来てしまいました。これで3400円なり。

iPodユーザーの方は、Universal DockのiPhone 3G用アダプタを使ったほうが安上がりだと思いますが、Walkman好きの僕がおそらくiPodを買うことは未来永劫無いでしょうから(笑)専用品で事足りるでしょう。

ただの置き台のわりには結構なマニュアルが入っています(多言語対応のせい?)。

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ケーブルもそうですが色が白しかないのが残念なところ。

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背面にはDockコネクタと3.5φのステレオオーディオ出力があります。

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底面は滑らないようにラバー仕様。

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iPhone 3Gを置いてみると、結構垂直に近い角度で立つようになっています。

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個人的にはもう少し寝かせ気味のほうが、デスク上に置いたときに画面が見やすいかもと思いました。しかしいきなり別売り周辺機器を買っちゃうとは、すっかりiPod/iPhoneのエコシステムに取り込まれているなぁ(液晶保護シートは使わない主義なので購入予定はありませんが、ケースはたぶん買うことになるでしょう)。

SoftBank側から提供されるのはSIMカード。昨日お伝えしたとおりキャリアが「SoftBank」ではなく「iPhone」という扱いになっていること以外は、ごくごく普通のSIMカードです。ちなみに電話番号は下4桁が選べるとのことだったので、今持っているdocomo回線と同じ下4桁にしました。頭は090ではなく080。

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ここからようやく本体の外観です。

iPhoneは日本の標準的な携帯電話より横幅が広いことが批判の対象となることがありますが、実際に並べてみるとそれほど「幅広」という印象はもちません。

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むしろN705iμを買ったときのほうが、開いたときのあまりの縦長ぶりに「デカッ」と感じたことを思い出します。

薄さは特別“薄い”とも“厚い”とも感じない微妙なサイズ感。

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背面のアール形状によって中央より端が薄めになっているので、Mac Book Airのような数値以上の薄さを感じるかとも思いましたが、どうもそういう感じでもありません。iPod touch慣れしている人だと厚く感じるかも。

本体左側面にはサウンドオン/オフスイッチ(日本的に言えば「マナーモードスイッチ」)と音量調整ボタン。

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サウンドオン/オフスイッチは、横方向に「カチッ」とスライドするようになっています。

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底面は左から「スピーカー」「Dockコネクタ」「マイク」の並び。

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Dockコネクタ左右にあるネジが特殊なものでなく普通の+タイプなので、自己責任での分解は比較的容易に行えるかもしれません。

昨日お伝えした上面にはSIMトレイとスリープボタン、ヘッドフォン端子がありますが、主電源のOFFはスリープボタンの長押しと画面スライド操作で行います。完全電源OFFからの起動はちょっと遅め(音楽とか全く入れていない状態で約22秒)。

受話口のところに強めの光を当てると、液晶の輝度を自動調節するための照度センサー、通話中耳に当ててるときに画面を消すための人感センサーが隣に備わっているのがわかります。

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正面全体がフラットで画面部との段差がないので、指紋や脂の拭き取り、液晶保護シートの貼り付けは簡単だと思われますが、周囲のシルバーのメタルパーツとの間にごくわずかに溝が存在するので、そこに埃が溜まりやすくなっていることに要注意。ここの掃除は大変そうだなぁ…

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背面は8割方アルミパーツだった初代iPhoneと違って樹脂パーツとなっていますが、まぁこれが指紋が付きやすい事付きやすい事。

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白ならまだ目立たないと思いますけど、黒はもうどうしようもないって感じですね。高級感の演出には一役買っているこのグロスフィニッシュも、ちょっとやりすぎと言えなくも無いかも。

さらに傷が目立ちやすいのがシルバーのアップルロゴ部分。

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僕のもすでに傷らしきものが…

カメラはAFもないパンフォーカスの200万画素。口径も小さくカメラはおまけ程度と考えるべきでしょう。

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背面にTELECの技適マークが入るのは法律上どうしようもないのですが、Appleのデザイン思想から考えると入れたくなかったんだろうなぁ。

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ちなみに「MW」がHSDPA、「WW」がBluetooth、「GZ」がWi-Fi、「XY」がW-CDMAとしての認証記号です。

液晶は視野角が広く横から見ても比較的綺麗に見えます。

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以上、開梱・外観篇をお送りしましたが、国産携帯電話と違うサイズにはあまり違和感を感じませんでした。

モトローラのM1000など、以前はデカい携帯電話は「昔の携帯電話みたい」と馬鹿にされることが多かったですが、このiPhoneが登場したことによって、幅50mmを越える携帯電話が市民権を得る可能性が高まっており、横幅縛りを突破してさらに大きな画面を備えた国産携帯電話の登場もあるかもしれません。

それぐらい業界にインパクトを与える存在になりそうなiPhone、次回はメール篇をお送りする予定です。

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コメント 2

かつぽん

うへぇ!ショップではもうドック売っていたですかぁ・・・
おいらはオンラインのAppleStoreで買いました。。。
ちなみにUniversal Dockには一癖ありまして・・・
by かつぽん (2008-07-13 22:56) 

Virgo

いやぁ、背面の銀箔林檎マークが無傷なモノなんて、見たことないですよ。

新品時点で(爆)
by Virgo (2008-07-14 02:54) 

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