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FULL HD Era [Sony・全般]

業務用透過型液晶プロジェクタの、フラッグシップモデルが発表されました。

新開発“BrightEra”1.2型液晶パネルを搭載
高輝度、高精細を実現したデータプロジェクター2機種 発売
- 解像度2K×1K(2048×1080ドット)の新モデル登場で、フルHD映像の投影に対応 -

Sonyの家庭用/劇場用プロジェクターは、開口率に優れ素子の小型化が可能な、反射型のSXRDが主力ですが、どうしても複雑な光学ブロックで光が減衰するため、強烈な明るさが求められる業務用プロジェクタは、従来からある透過型デバイスが使われてきました。

しかし透過型の弱点として、電気回路をデバイスの中に格子状に通す以上開口率が低いため、高解像度化が難しいというのがあります(それを何とか克服して、家庭用にフルHDの透過型デバイスを供給しているのがエプソン)。

しかし本格的な業務用ならデバイスが大きくなって、レンズも大きくなって、コストが跳ね上がっても市場性はあるという判断でしょうか、新開発のフルHD“Bright Era”は、対角1.2インチという大面積を利用して、2048×1080ドットという高解像度を実現しました。

Bright Era (Sony Japan)

現在の第三世代SXRDパネルが0.61インチでフルHDなのに対し、新BrightEraのデバイス面積は実に4倍。いかに高解像度化が大変なのかがわかりますが、その分強力な光源も使うことが可能となり、2灯並列で最大輝度6000ルーメン!VPL-VW60の1000ルーメンとは桁違いの明るさです。これならmわりが明るい公共施設やホールなんかでも、らくらく明るい映像が出せそうです。

こうやって業務用プロジェクターも着々と、ワイド化・フルHD化が進んでいくと、その投影画像を生み出すVAIO typeGのようなビジネス向けPCも、4:3ディスプレイからワイドディスプレイに、XGAからWXGA/WSXGA+/WUXGAへと変化していく流れも、加速していくのではないでしょうか。

FULL HD Era(時代)に向けて、この流れに乗ってtypeSZやtypeGがワイド高解像度化してくれると嬉しいんですけどね。


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