懐かしのヤンゴン [ミャンマーちょこっと自転車旅行記]
11月25日午後8時30分。
ホテル街を回って乗客を集めてきたピックアップトラックから、荷物と乗客を移し終わったら、早速ヤンゴン行き夜行バスは走り出します。
さすが「寝られる」バスを売りにして、少し高めの料金が設定されているBAGAN MINN THER EXPRESS(この更に上にJJ EXPRESSやE-Liteというサービスの良いバス会社がある)、バスは日本の中古とは言え三列シートの余裕のある室内になります。
それは先に言ってくれ [ミャンマーちょこっと自転車旅行記]
帰りの飛行機は11月27日ヤンゴン発。そろそろ帰ることを考えないといけません。
旅行者向けに出来ていて、居心地のいいバガンにギリギリまでいるか。
トラブルのリスクを回避するために早めにヤンゴンに戻るか。
いろいろ考えましたが、今日の夜行バスで帰ることにしました。となれば街中至る所に旅行会社がテントを出しているので、そこを訪れるのみです。
簡単に18,500チャットの「寝られる」バスなるチケットが確保できました。自転車は10,000チャットでOKということで購入完了。
『夜7:30にピックアップがあるので、君のホテルは?』
『俺ミンガラーホテル』
というやり取りがなされて、これで無事帰れることになったわけですが、後これがちょっとした事件を起こすことに。
そんなこんなで昨日行けなかったバガンのパゴダの残りをいくつか訪れます。
バガン遺跡とその保護 [ミャンマーちょこっと自転車旅行記]
世界三大仏教遺跡と呼ばれるのは、
■カンボジアのアンコール
■インドネシアのボロブドゥール
そしてこのミャンマーの「バガン」ですが、このバガンだけは未だに世界遺産に登録されていません(申請はしたが審査に通らなかった)。それもそのはず、ユネスコの世界遺産条約は「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」であり、いかにその遺産が保護・保全されているかが重要なのです。
しかし、僕が泊まっているニューバガンという旅行者向けの新しい街にある宿を出て、ほんの少し北のオールドバガンに向かって走っていくだけで、道の脇にこんな光景が出てきます。
マンダレーヒル [ミャンマーちょこっと自転車旅行記]
マンダレーはヤンゴンから道の距離にして700km北、それだけ上がってくると、さすがに気候も変わってきます。朝は長袖が一枚あっていいんじゃないかという冷え込みになり、ヤンゴンでは常に雲ひとつ無かった朝の空が、少し曇りがちで始まります。
ミャンマー南部の風景 [ミャンマーちょこっと自転車旅行記]
一泊が25,000チャット(≒2,100円)という今回泊まった「アマラ・ゴールド・ホテル」ですが、とても2000円クラスとは思えない立派な朝食ビュッフェが用意されていて、朝から面食らってしまいました。そういえばミャンマーの宿って、割りと「朝食付き」がデフォルトな感じがありますね。
準備運動 [ミャンマーちょこっと自転車旅行記]
今回の旅は、ミャンマーの南部を6-700kmほど走るだけのちょこっと自転車旅行なのですが、なにせ気温は東京の真夏並み。11年前のタイ旅行の時もそうでしたが、この時期のインドシナ半島を走るのは、なかなか過酷なのです。
そこで明日からの走行開始の前に、ちょっと体を慣らしておこうと、今日は自転車を使って歩きではいけない観光地に行くことにしました。
くるり線 [ミャンマーちょこっと自転車旅行記]
ヤンゴンに着いたのは日曜日。
そりゃお店もあんまり開かないわな、と思いながら夜を過ごしたのですが、月曜日になっても休みのお店が多くてどうしたものかと思っていたら、火曜日の今日になってヤンゴンが活気ある街になってきました。
もしかして昨日は祝日か何か?と思って調べてみたら、「タザウモン満月の日」という祝日だったそうです。そういえば日本もスーパームーンで騒いでたな…
そんなわけでようやく平日です。ヤンゴンの中心部は人の波と喧騒に溢れています。
日本 [ミャンマーちょこっと自転車旅行記]
体質的にお酒が飲めず(ビールコップ一杯で真っ赤になる)、普段はめったに呑まない僕ですが、4年半前のベトナム縦断以来、比較的薄めの東南アジアビールは毎日飲める体になってきました(笑
そんなわけで昨晩もミャンマービールに初挑戦。やっぱり東南アジアらしい薄めのビールですっかり心地よくなったので、宿に戻ったら爆睡してしまい、朝はのっそりと起きます。
朝食付きの宿(いわゆるB&B)なので、エレベーターで最上階8階へ(日本的に表記するなら9階)、
そこには見晴らしのいいテラスになった宿の無料朝食会場があります。
フロンティアへ [ミャンマーちょこっと自転車旅行記]
メキシコ自転車旅行から1年、今年はGWも夏休みも仕事で取れず、忙しさに追われた年になっていたのですが…
「夏休みはいつとるの?」
という会社からのお達しで、休みがとれることになりました。
となれば、まぁ、行きますよね、長期休暇なんですから(笑)
はい、いつもの最寄り駅に、いつもの装備でやってまいりましたよ。朝7時に。