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懐かしのヤンゴン [ミャンマーちょこっと自転車旅行記]

11月25日午後8時30分。

ホテル街を回って乗客を集めてきたピックアップトラックから、荷物と乗客を移し終わったら、早速ヤンゴン行き夜行バスは走り出します。

さすが「寝られる」バスを売りにして、少し高めの料金が設定されているBAGAN MINN THER EXPRESS(この更に上にJJ EXPRESSやE-Liteというサービスの良いバス会社がある)、バスは日本の中古とは言え三列シートの余裕のある室内になります。

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各席には毛布と首巻き枕。飲み水も配布されています。

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バガンを出たバスは一般道を走り(もしマンダレーに行かずに自転車旅を直接バガンに向けていたら走っていたであろう道)、2時間弱でドライブインのような店にやってきました。

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こういう観光路線にはちゃんと整備されているんですね。高速道路の誕生でハイウェイバスが走らなくなった、あのメインルートAH1には全くなかった店です。

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20分ほど停車したら、ここからはほぼノンストップでヤンゴンを目指します。

車内ではジュースとお菓子の配布。なんかまんじゅうのようなお菓子でした。

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去年のメキシコ20時間バスは寝るのに苦労しましたが、このバスは快適だったので結構しっかり寝ることが出来て、気づいたら早くも朝5時、なんとヤンゴンバスターミナルに到着していました。

すぐに自転車を荷物置き場から引っ張り出し、「タクシー?」「タクシー?」という客引きを交わしながらターミナルの外へ出ましたが、なにせ日の出は午前6時過ぎ、まだ真っ暗でとても走り出せそうにありません。

ヤンゴンの「アング・ミンガラー・バスターミナル」は、ヤンゴン空港の直ぐ側にあって、中心部のスーレイパゴダからは20km弱離れています。

東京で言えば「バスタ新宿」が新宿どころか調布あたりにある感覚でしょうか、ここから街まではまだまだ遠い。

仕方がない、ターミナル横のカフェでコーヒーでも飲みながら明るくなるのを待ちます。

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朝6時過ぎ、ようやく明るくなってきて走り出せそうです。さすがのヤンゴンも朝はTシャツ一枚では寒い。

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そこから渋滞と信号に苦労しながら走ること1時間半、10日前に出発したヤンゴン・ダウンタウンに戻ってきました。

あー懐かしい。

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今回は初日に泊まっていたサービスの良いドミトリー宿は満室だったため、それよりちょっと安い9$のドミトリー宿へ。

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各国語で「ようこそ」と書いてある狭い階段を登ったら、街のど真ん中にある安宿にチェックインです。

まだ朝8時だというのに、ベッドが一つ空いているとのことで、シャワーも使わせてもらい一眠り。さすがに夜行バスは疲れました。

夕方になったら暑さも和らいできたので、ご飯を食べに行きます。

スーレイパゴダは今日もピカピカ。

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このスーレイパゴダから北に伸びる道路沿いは屋台街になっており、昼ぐらいから様々な屋台が軒を連ねます。

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パンケーキの屋台。

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蒸し野菜の屋台。

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果物の店がいちばん多いかな。

その中の一つ、手混ぜ麺の屋台を試してみます。

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ミャンマーでは麺もたくさん食べたなぁ。

夜になると、AFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)のミャンマー対マレーシア戦が行われていて、スーレイパゴダの横では大規模なパブリックビューイングをやっていました。

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この試合にグループリーグ突破がかかっていたミャンマーは大盛り上がり。

試合は89分に右サイドから中にカットインした選手が、ゴール右隅に叩き込んでミャンマーの勝利。会場は大興奮に包まれました。

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そんな夜のスーレイパゴダ、明日はこの旅最終日です。


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