イラワジ川クルーズ

朝は6時起きで準備をしたら、昨日と同じく35thストリートをエヤワディー川（イラワジ川）のある西方向へ向かって走り始めます。

■2005年　タイ　メーコック川下り
■2005年　ラオス　メコン川下り
■2006年　ベトナム　メコンデルタクルーズ
■2006年　カンボジア　シアヌークビル-ココン間航海
■2012年　ベトナム　ハロン湾クルーズ

このように僕の東南アジア旅行と船は切っても切れない関係ですが（笑）今回それに

■2016年　ミャンマー　イラワジ川下り

が加わることになりました。目指すバガンまで10時間、優雅な船旅の日です。

昨日申し込んだ、42$でマンダレーからバガンまでを航行する船会社の船着き場に行き、

チケットを見せて、桟橋代わりとなっている船を横切って乗船です。

自転車は通り道の隅の方に。

さすがお高いだけあって設備は立派。一階はリクライニングシート型の客室。

おしぼりも配られ、

二階デッキでは風に当たりながらのんびり行くことも出来ます。

朝7:00過ぎ、ほぼ予定通りバガンへ向け出発です。

マンダレーの日の出は6:00前後、多少肌寒いぐらいの気候の中、様々な船を眺めながら、西に向かって進んでいきます。

やっぱりマンダレーの朝はモヤッてますね。そういえば外に置いておいた自分の自転車もホテルを出るときには結露していたので、わりと湿気はあるようです。

デッキでは乗客が朝日を眺めながら、マンダレーとのお別れを惜しんでいます。

川沿いにも様々なお寺が建ってるもんですね。

α99のシーンセレクションで夕日モードにすると、朝日もこんな感じに写ります。

この人は漁でしょうか。

対岸は農村のようです。

しばらくすると川を挟んでマンダレーの反対側にあるサガインの街が見えてきました。

こちらの街はパゴダがいっぱい。

高級そうなクルーズ船も停泊しています。

続いてサガインとマンダレーを結ぶ高速道路の道路橋。

巨大なアーチがかかっています。

一般道路用の橋も立派ですね。

そんな景色を眺め終わったら、朝食タイム。

42$の料金の中に朝食と昼食がついてくるのですが、朝食はただのパンでした（笑）

お腹が満たされてマンダレーから離れると、景色も単調になり、両岸がただの平野になるので、乗客も思い思いの場所で時間を潰していくことになります。

 

日が高くなってくると水面も眩しい。

小さなボートと平野が見えています。

しかしホント、ミャンマーのこの辺はスッキリとした平野ですね～。

そうこうしているうちに少し眠くなったので一眠りし、12:00にはお昼ご飯が食べられます。

フライドライスかフライドヌードルを選べと言われたので、フライドライスに。

こう見えても砂浜になっているのは「中洲」です。かなりでかいですけどね。

かと思ったら濁流になってみたり、

穏やかな航行になってみたり、

イラワジ川は様々な表情を見せてくれます。

夕方になって目的地バガンが近づいてきました。

これはパコックー橋。

なんか絵画みたいな写り方。

さぁ目指す先にバガンが見えてきました。

時間は夕方17:00過ぎ。10時間に渡る長旅も終了です。

今日も夕日は真ん丸だ。

ここはバガンの中でも交通の中心となるニャウンウー。そこに船着き場があります。

こちらでも船が桟橋代わり。

大きさの割にエンジンは質素でしたね、この船。

外から見ると三階建てのこんな船。今日は一日楽しめました。

僕は自転車なので、ここから宿まで自分で走れば終わりですが、普通の旅行者はここでタクシーの価格交渉が待っています。

みんな大変ね。

バガン遺跡は遺跡の入場料は取らず、このバガン区域を訪れる外国人に一律に入境料をもらう仕組みになっています。

5日間有効で25,000チャット。ちょっとお高いですが、これを船着き場からすぐの一本道にあるコントロールセンターで支払い。

チケットをもってバガンの街へ自転車を走らせます。

世界三大仏教遺跡の一つ「バガン」は明日から周る予定です。