ウシュマル遺跡 [メキシコちょっと贅沢自転車旅行記]
朝の9時にメリダに到着して、まず最初にしなくてはいけないのがホテル探し。
ネットで検索した上で、街のど真ん中にある「ホスタル・ソカロ」という有名な安宿に行ってみました。
朝一番だというのに、こころよくチェックインをしてくれて、
自分のベッドも決まったので、宿代を払ったらさっそく荷物を整理して、またバスターミナルへ戻ります。
さっき着いたADO社の長距離バスターミナルの隣にある、路線バスターミナルに来たのは、ここからウシュマル遺跡に行くためのバスに乗るため。
55ペソでチケットを手に入れ、
ターミナル前のレストランでタコスを食べたら(久しぶりのまともな食事)
10時50分にウシュマルへむけてスタートです。
このバスは「ウシュマル行き」ではなく、更に南にある「カンペチェ行き」で、その途中にウシュマルに停車する仕組みになってるんですね。
1時間ちょっとでウシュマル到着、
バスの停車場からしばらく遺跡へ向けて歩いて行きます。
なんだか近代的な入口が出てきました。
入場料は203ペソ、日本円換算1600円相当とは、なかなかの高額。まぁ維持・整備費のためには致し方ないんでしょうね。
入口は土産物屋に、カフェ、レストラン、ATMまである施設で、そこからさらに奥の遺跡に向けて進むようになっています。
チケットに穴を開けられて入場。
少し階段を登ると、いきなりウシュマル遺跡のメインである「魔法使いのピラミッド」が見えてきます。
四角錐型が多いピラミッドが多い中で、こいつはめずらしく底面部が楕円形状。
この独特の感じがいいんですね。
登れるといいんですけど、さすがに登るのは禁止。
背後にまわっても美しさは変わりません。って入場口からいえば背面ですが、正式にはこっちが正面です。
その奥にあるのが尼僧院。
ここは壁面のレリーフが見どころです。
魔法使いのピラミッドは正面側が見えます。
尼僧院を出るとそこは球技場だったとされるところ。
そこから南にある総督の宮殿を見に行きます。
総督の宮殿を登って魔法使いのピラミッド側を見るとこうなります。
この三角のアーチは先ほど尼僧院にもありましたが、マヤ文明独特のものらしい。
こちらもレリーフが見どころ。
さすがに高さが38mもある魔法使いのピラミッドは目立ちますね。
総督の宮殿の裏にあるのがグラン・ピラミッド。
土に埋もれて山のようになっているのですが、これが全部姿を現したらかなりの大きさになりそうです。
頂上には神殿があり、ここもレリーフが綺麗。
そのさらに奥には鳩の館。
魔法使いのピラミッドはこういうように頂上から見えます。
一旦グラン・ピラミッドを降りたら、さっきの鳩の館を見に。
さらに亀の館、
魔法使いのピラミッド南を通ったら、
これにてウシュマル遺跡の見学は完了です。
本当はもっと大きい面積があるんですが、現状発掘が終わっているのがこのへんまで、全貌が見れるようになるのは何十年も先の事になりそうですね。
土産物屋を見て、
思い出づくりに施設内の「パイナップル+ココナッツシェイク」(50ペソ≒400円という観光地価格!)を飲んだら、
また庭園を抜けて、バス停に向かいます。
なにせ路線バスなので時間通りに来るとも限らず、15時10分に通るはずのバスは15時半にやってきて、そこから1時間ちょい。17時にメリダに戻ってきました。
で、17時のメリダなのですが、ものすごい暑さ…海が近く湿気があって、高度も0m近くに下がっているので、高原にあるメキシコシティと違って、歩いているとどんどん汗をかいていきます。
こんなんで明日から走れるのかなぁ、夜もエアコンのないドミトリー宿だと、掛け布団無しで眠れる熱帯夜です。
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