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Sony Of The Year 2013 [Sony・全般]

今年もこの季節です。そうSony Of The Year 2013。Blogほとんどやってないですけど、これはやりますよ(笑)

Sony Of The Year 2012

去年の締めにこんなの書いてますね。

“とりあえずVitaに注目しながら応援していくとしましょうか”

Sonyが平井さんの体制になってから「デジタルイメージング」「モバイル」「ゲーム」が三本柱だということになったわけですが、その中でも「モバイル」「ゲーム」の二本に関わるVitaが鍵だと、そういう予想だったのです。

で、確かにVita関連では二つの大きな動き、価格改定とPS Vita TVの投入がありました。

PS Vita TV (jp.playstation.com)

Vitaの世界(それはつまりPSアーカイブスのゲームや映像・音楽をお気軽に提供するプラットフォーム)を家庭のテレビに提供しようというこのソリューション。ちょいとスタートから色々つまづき気味のようですが、これを投げ出さずに進化させていくのは、来年確実にSCEに要求されるものだと思います。

願わくば、これを携帯電話・スマートフォン方面に広げていって欲しいのですが…

一方の「デジタルイメージング」ですが、Cyber-shotが急減速。2011年の震災とタイ洪水による生産の狂いから復活した2012年、今度は生産過剰になってしまい、2013年になっても旧モデルがだぶついて新モデルが売れなくなり、コンパクトデジタルカメラ市場は大きく縮小してしまったのです。

そしてスマートフォンの内蔵カメラの進化がさらに進み、記録やアートとしての写真ではなく、SNSやメッセージングアプリによるコミュニケーションのキーとしての写真であれば、十分なクオリティとなったこともあり、マジョリティ層にとって専用「カメラ」の位置づけは難しくなりつつあります。

そこでSonyが考えたのは、Xperia内蔵のカメラ→コンパクトカメラ→一眼レフというヒエラルキーの中で、Xperiaから専用カメラにマジョリティ層をどう導くかということ。

結果、第一弾はこういうものになりました。

DSC-QX10/DSC-QX100 (sony.jp)

確かにこれならXperia内蔵カメラでは実現できないものを実現しつつ、スマートフォンによるコミュニケーションとシームレスに繋ぐことが可能。市場の反応も上々のようです。この先をどう進めていくか、デジタルイメージング事業そのものの存亡に関わるので、ここの舵取りは非常に重要だと思います。

VAIOはう~む…モノはいいんですけど、なにせMicrosoftがあの状態なので、来年も茨の道が続きそうです。

Xperiaは来年の日本市場と北米市場でどうなるかでしょうね。ほとんど存在感ゼロの北米、安売りのiPhoneに食い荒らされつつある日本、半年に1回ペースで最新機能を投入していくだけで本当にうまくいくかな…

ということで2013年、日本そのものはアベノミクスが追い込まれた状況からのターンオーバーに成功。自動車業界を中心に大盛り上がりになっているのですが、家電業界はキャッシュフローの大きいテレビ事業が縮小したままなので、その盛り上がりのビッグウェーブに乗り切れていないのが現状です。

その中でSonyがどう復活していくか、平井さんになってからの良い萌芽は出てきているので、一発大きなヒットが欲しいですね。まぁ“あれ”が大ヒットすることは約束されてる感じですけど(笑)

そう“あれ”が2014年の運命を握っているのです。“あれ”が。

最後に今年もSony関係者の皆様本当にお疲れ様でした。来年も期待してますよ。

では「akoustamのSony Of The Year 2013」発表です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WS000000.JPG

PlayStation 4 (jp.playstation.com)

まぁ“あれ”ですよ(笑)。これが日本で発売されてないのにSOTY2013に選ばないといけない、まさに2013年一番象徴的な出来事でした。PS4の成功なくしてSonyの復活はあり得ないので、Sonyの投入できる全資源をここに投入して欲しい、そういう思いでSony Of The Year 2013を贈ります。

なお次点は「ILCE-7(α7)」に贈ります。良いカメラですよ、これ。


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