Xperia Sola MT27i Review 開梱篇 [Sony・MobileCommunication]
Sonyファンを自称している僕ですが、実は「Sonyの携帯」は過去に1回しか買ったことがありません。
それがこれ、当時存在したツーカー社のTH271です。
しかしこれもあくまでツーカーの商品で、Sonyロゴの入った「Sonyの製品」とはちょっと言い難い代物。結局今まで「Sonyの携帯電話」って一度も持ったことが無かったというのが実情なわけです。
そんな僕の携帯電話所有史が変わる時が来ました。
Xperia Sola MT27i (英Sony Mobile Communications)
SonyEricsson改めSony Mobile Communications AB(以降SOMC)の新型Xperia「Xperia Sola MT27i」が香港からやってきたのです。
今回も購入先はお馴染み1shopmobile.comでして、購入価格は$357。それに送料$25と国内消費税900円を合わせて、約31,000円で買うことが出来ました。SOMCではミドルクラス機を示す「M」型番の付いたものとしては、かなりお買い得な価格だと思います。
SonyEricssonからSonyに変わったことで、個装箱のデザインイメージも大きくチェンジ(箱のサイズがコンパクトなのは継承してますね)、
左側面の赤い一面にSonyロゴが黒く入ってるのを見ると、BRAVIAのパッケージに近いものを感じます。
底面を見てもそこにはSonyロゴ。
無線LAN関係の注意書きが各国ごとに書いてあるのは、SonyEricssonからそのままです。
機種名の書かれたシールもおなじみですが、ミドルクラス機を表す「M」にストレートタイプの「T」、この型番表記になってから二世代目を示す「2」。「7」はSolaの機種番号。「i」は国際版ということで「MT27i」という型番となっています。
今回の香港版はUMTSバンドI(2100MHz)/II(1900MHz)/V(850MHz)/VIII(900MHz)の4バンド対応。ということは北米のAT&Tや加Rogersにもそのまま対応できるわけで、今回から北米版「MT27a」という区分は設けない方向になったようです。
バンドVIII対応なので、この前割当が決まったソフトバンクの900MHz帯が動き出したら、それは使える可能性がありますね。
では箱を開けていきましょう。
上面を上に開くとそこにはいきなり端末。画面部になんだかシールが貼ってあります。
端末をよけて中ぶたを開けると、下には紙類と付属品類。
マニュアルもSonyロゴのオンパレード。嬉しい。
オプション類はいろいろ入ってました。
今回もACアダプタはお馴染みBFプラグのEP800。1shopさんが気を利かせてBF→A変換プラグを入れてくるのもいつも通り。これで何個目だよと(笑)
USBケーブルも毎度のもの。これも使わないなぁ。
付属ヘッドフォンマイクは安いオープンエアタイプですが、これもSonyロゴに変わりました。
でも逆に「オーディオメーカーでもあるSony」のロゴが入るのだから、もっと良い物を入れてほしいなぁと思います。
そして今回の付属品の目玉はこれ。
NFCに対応した「Xperia スマートタグ」です。説明書にはなぜか日本語での「スマートタグ」表記もあります。
説明書と言ってもたったのこれだけですが(笑)
要は特定のスマートタグにXperia Solaをかざすと、アプリケーションを立ち上げたり、プロファイル設定を変更(「家に置いてあるタグにかざしたら、それは家に帰ってきたということなのでマナーモード解除」とか)したりするのに使うわけですね。
紙袋から取り出すと、スマートタグはこんな格好。
ストラップかなんかでぶら下げておくことを想定しているようです。タグ自体は直径2cmほどの大きさのものです。500円玉よりほんの少し大きいかな?
パッケージには赤と黒の二種類が付属。
今後Xperiaを買うごとに無闇矢鱈と数が増えそうで困るんですが…(笑)
ということで本体を見ていきましょう。
今回買ったのはRed。海外版Xperiaとしては珍しいモノトーンじゃない機種ですが、今後は海外でもカラーバリエーションはどんどん増やすべきだと思います(ベトナム旅行中、オレンジのVAIO Pを「こんな美しいパソコンは我が国にない!」と、どれだけ羨ましがられたことか)。
サイズはこんな感じ。
3.7インチというディスプレイを搭載していますが、意外と表面積は大きく、iPhone4と同等サイズながら、角が丸まっていないのでさらに大きく感じます。
Xperiaロゴはプリント。Androidおなじみの3つのキーはハードキーではなく静電タッチ式です。
画面上には毎度おなじみの四文字「Sony」ロゴです。Sonyファンとしてこれが欲しかった。
右側面に上からUSBポート、ボリューム上下ボタン、シャッターボタンが並びます。
左側面には電源ボタン。
上面に3.5φのヘッドフォンマイク端子があります。
背面にはNFCのシール。
電池蓋は背面ボディの全体が外れるような構造ですが、
この電池蓋の塗装が高級で、W880iと同じ「マット塗装だけどメタリックな輝きと、柔らかい触感」のものが採用されています。これ持ち心地が良くて素晴らしいんですよね。
3万円クラスでこの高級感はお見事です。
あと、背面はまっすぐのように見えますが、上下方向にも左右方向にも微妙に真ん中が盛り上がるようにカーブがかかっていて、ただの直方体にはなっていません。ここらへんの気の使い方もオシャレな感じ。
バッテリーパックはハメ殺し式で、交換は不可。SIMスロットとmicroSDスロットが向かって左に縦にならんでいます(あれ?そういえばmicroSDの試供品がない…内部ストレージが増えたからか?空きが4GBあるしな)
写真では見難いですが、カメラレンズの上、LEDライトの右隣に通話時のノイズキャンセリングをするための「2nd MIC」が配置されています。
本体下面に通話用マイクとストラップホール(写真に写ってなかった…)
画面部分と赤いボディの部分は段差が作られていて、このようにイルミネーションが白く光ります。
電源を入れたらまずは「Sony」ロゴ。
おお~“Sonyの携帯電話”だ~と謎の感動(笑)
もちろん日本語対応(中華フォント)なので、何も難しいことはありません。POBoxも入っているので、すぐに使えます。
画面のサイズの割にちょっとベゼルが大きいので、スタイリッシュさは少ないかなという印象。
以上、Xperia Sola MT27iの開梱レビューをお送りしましたが、とりあえずデザイン・質感・価格には大満足。質量も106gと軽いですし、今は2.3.7のAndroidも夏には4.0になるので、さらなるパワーアップが期待できます。
欲を言えば、画面サイズはそのままでベゼルをもう一回り小さくして、本体も100g切ってたら良かったのになぁと思います(ドコモのSO-05D「Xperia SX」がそんなサイズ)。
いずれにしても僕にとっては「Sonyの携帯電話」が手に入ったことが一番の満足(笑)。これからはどんどん名前に恥じない「Sonyらしい携帯電話」を出して欲しいですね。
3.7インチという画面サイズも魅力です。
4インチはちょっとばかり手に余るので。
ちょいと欲しくなってきましたね。
by Santa (2012-05-18 16:42)
arkstarさんにとって、Sonyの携帯電話はこれが一台目ということに驚きました!!カラーもコーラルピンクのようで、良いですね。レビューの続きを楽しみにしています。
by as (2012-05-20 14:03)
いつも楽しく見させてもらっています。
ついったーのほうもw
3.7inch、、、いいですね。
やっぱりこれくらいがいいですね。
5inchに向かうならタブレット持った方がいいし。
しかし、SXはグローバルも出るにも赤外線ついてるんですかね??
by nob (2012-05-21 22:32)