THE世界遺産 part3 [ベトナム縦断自転車旅行記]
この旅で三つ目の世界遺産、フエの建造物群です。
新市街にあるビンジュオンホテル1(余談:ビンジュオンホテルの「2」は経営者が違うので注意。なのでビンジュオンホテル1には「オリジナルビンジュオンホテル」の表記がある。ちなみに1・3・4が同じ系列)から、旧市街は川の向こう側なので、まずは橋を渡って川向に行きます。
フォーン川は意外と幅広。
渡った後しばらく南西側に歩くと、旧市街を囲む城壁が出てきます。そこの門をくぐって旧市街の中へ。
グエン朝の首都だったこの旧市街は、中は綺麗な碁盤の目状の道路構成になっています。
その一角に王宮があるので、
まずは南側の王宮入口に向かいます。
王宮入口の向かいには巨大なフラッグタワー。
そしてこれが世界遺産になっている王宮の門です。紫禁城を模しています。
ここから先は有料のエリア。入場料は55000ドンでした。
門を入るとすぐに宮殿です。
残念ながら中は撮影禁止。裏の庭側には、当時の町並みを再現した模型が展示されていました。
帝が使っていた茶器類。
宮殿の裏は広い庭のようになっています。
こんな感じで王宮見学はおしまい。また門を出て、旧市街に戻っていきます。
城壁の外に出たら橋の手前にある市場へ。
色々と怪しげなものが売ってますねぇ(笑)
そんな中で昼食は、フエまで来たからにはこれでしょうの「ブン・ボー・フエ」。
ブンは米麺の一つ。ボーは牛肉。そしてフエ発祥ということで「ブン・ボー・フエ」。でもホーチミンで食べたブン・ボー・フエと何か違う…あっちが偽物か?(笑)
その後は新市街側に戻り、珍しく晴れて暑くなってきたので(中部に入ってから曇りの天気ばかり)、今度はビンジュオンホテル1の食べ歩きマップでも一押しのチェー屋「Hem」に行ってみます。
これがわかりにくいところにあって、メイン通りであるHung Vuong通りからちょこっと路地裏に入らないといけません。
もしわかりにくい人がいたら「靴屋が何軒も並んでるところの路地を入る」と覚えておけばよいでしょう。
そしてこの店安いだけにメニューもそっけなく、壁に書いてあるこれだけです。
これじゃなんだか分からんがな(笑)
仕方ないので、カウンターに行って指さしで注文します。
チェーは日本で言えば「ぜんざい」「あんみつ」のようなもので、こうやって沢山種類のある中から自分の好きなのをえらんで、氷を入れてもらい、
良くかき混ぜて、冷えた チェーをつくります。
見た目はなんだかなですが、これが美味しい。ちなみにこれはとうもろこしのチェーでした。
そのほかにも寒天のチェーなんかもあって、
かき混ぜるとこんな姿に、
これでも一杯6000ドンですから、二杯飲んでも日本円で50円弱。ベトナムでは欠かせないデザートですね。
夕食は、昨日の「ヤギ鍋」に続いて、「ヤギ焼き肉」のお店へ。
このお店「Lau De Tham Ky」は日本語メニューを置くほど日本人旅行者には知られた店のはずですが、どうも引っ越しを繰り返しているようで、ビンジュオンホテルの食べ歩きマップからも記載が消され、どこにあるのかさっぱりわからない幻の店になってるようです。
しかし昼のうちに街中で、一枚の張り紙をみつけ住所が判明したので、GoogleMapをたよりに訪れてみたところ、本当にその場所にありました(笑)
ということでこれが幻の日本語メニュー。
ライスペーパーを「ライスペ」ってどうみても日本人が書いただろこれ(笑)
ベトナム語メニューだとこうなります。
Lauが鍋、Deがヤギなんですね。
ということで昨日は鍋だったので、今日は焼き肉。まずは野菜とライスペが出てきます。
肉は細切れにされネギがたっぷりなのは鍋と同じ。ネギで肉の臭みをとってるのか?
あとは炭火で焼いて(本格的だ!)
ライスペーパーで野菜と焼いた肉をくるんで、
この辛くないタレでいただきます。
鍋とはまた違って、ライスペーパー・香草・ヤギ肉のマッチングは美味しかったです。
この「Tham Ky」 2012年3月時点では下記住所にありますので、フエを訪れた方は是非どうぞ。
91 Vo Thi Sau,Hue 「Lau De Tham Ky」
Vo Thi Sau通りとNguyen Cong Tru通りが交わる丁字路の近くにあります。
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