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2nd Generation mini [Sony・MobileCommunication]

発表から10日も経ってしまったので、今回は軽くいきます(笑)

5月5日、SonyEricssonはXperia X10 miniシリーズの後継機となる、Xperia mini/mini proを発表しました。

Sony Ericsson unveils next-generation Xperia minis(英文プレスリリース)

Xperia_Mini_Pink_02.jpg 

Xperia mini(英SonyEricsson)

Xperia_Mini_Pro_Pink_02.jpg

Xperia mini pro(英SonyEricsson)

型番を見ても分かるとおり、初代は「Xperia X10のmini版」という位置づけでしたが、今度の第二世代は「Xperiaシリーズの中のmini版」となり、型式番号もXperia miniがST15、Xperia miniがSK17とスモールサイズを意味する「S」が付いています。

ちなみに今年に入ってからのXperiaシリーズの型番は、

・Xperia arc LT15
・Xperia neo MT15
・Xperia pro MK16
・Xperia mini ST15
・Xperia mini pro SK17
・Xperia PLAY R800

となっていて、異端児のPLAYを除くと、アルファベットの前が大きい順にL/M/S、フルタッチストレート機は後ろがT、QWERTYキーボード機がKと、まぁ何とも分かりやすい(笑)割り当てルールとなっています(じきにST18という新小型Xperiaも出てくる予定)

本体のサイズは

・Xperia mini 88mm×52mm×16mm 94g
・Xperia mini pro 92mm×53mm×18mm 136g

となっていて、先代シリーズ

・Xperia X10 mini 83mm×50mm×16mm 88g
・Xperia X10 mini pro 90mm×52mm×17mm 120g

と比較すると、miniの縦サイズ増加とmini proの質量増加がちょっと目立つ感じがします。

その原因はディスプレイの大型化と高解像度化。画面サイズは2.55インチ→3.0インチと対角で0.45インチ(1.14cm)大きくなって、解像度は240×320ドット→320×480ドットと、初期のAndroid機で標準的だったHVGAが導入されているので、解像度が問題で動作しなかった対応アプリの増加が期待できそうです。

また日本でもSO-01Cでおなじみの「Mobile BRAVIAエンジン」が採用されているので、表示そのものの高画質化も実現しています。

カメラの画素数は500万画素で先代から変化は無しですが(Webサイトだとmini proのみExmor Rの表記が見られますが、おそらくどちらも裏面照射型を採用してると思われます)、720pのHD動画撮影が可能となりました。それとなぜかmini proのほうにだけ30万画素級のフロントカメラが付いています。カメラアプリは素っ気なくて使いにくいGoogle標準ではなく、arcと同じくSonyEricsson製が使われるようです。

OSは言うまでもなくAndroid 2.3。CPUもarcと同じSnapdragon MSM8255 1GHzになるので(先代はMSM7227 600MHz)、アップデートが2.1止まりになる予定の先代と違って、JITコンパイラによる動作の高速化、フルFlashの再生機能やテザリング機能が動作することになります。

後は固定式だったminiのバッテリが取り外し式となりmini proと同型に。1200mAhというのは950mAhだったmini、970mAhだったmini proより20%以上高容量しているのですが、カタログ上の連続待受時間(3G)は360時間→340時間と短くなっていますね。

ユーザーインターフェースは、あの独自のフォーコーナーホーム画面が継続していますが、コーナー一つに複数(最大4)のアプリを配置しておくことができるようです。

 

以上、新Xperia mini/mini proを見てきましたが、一番気になる日本での発売は、プレスリリース文を見ても対応周波数を見ても、99%「無し」で決定でしょう。その代わり日本向けにはもう一回り大きくて高解像度(3.3インチ480ドット×854ドット?)なST18が準備中の模様です。

QWERTYキーボードに対する需要が一定の少数から増えることはなく、日本語という言語の性格上、高解像度であることの必要性が高い日本では、mini/mini proは売れないと日本のキャリアが判断するのも致し方のないことでしょうね。

本体カラー、miniはホワイト・ブラックが標準でブルーとダークピンクが地域ごとのオプション。mini proはホワイト・ブラックが標準でターコイズとピンクが地域ごとのオプションになってるようなので、

P1060634.jpg

(左上がmini proのピンク、右上がminiのダークピンク、右下がmini proのターコイズ、左下がminiのブルー)

今回はminiのブルー(無ければブラック)か、mini proのターコイズ(無ければブラック)どちらかを輸入で購入決定ですね(決定なんかい!(笑))。なお、発売は第三四半期なので7~9月のどこかになる予定。

 

 

ソニー エリクソン エクスペリア x10 ミニ プロ Sony Ericsson Xperia X10 mini pro

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  • 出版社/メーカー: Sony Ericsson ソニー エリクソン
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Riever

このサイズでMSM8255を積んで動かすのはなかなかですね。
連続待ち受け時間が340分というのもバッテリ容量を考えると妥当ですし・・・とはいえ液晶が小さい分、実使用だともう少しもちそうですね。

と、ここまで書いてST18の方が気になっていたりするんですが(^^;;
by Riever (2011-05-16 04:32) 

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