SonyEricsson MS430 Review 開梱篇 [Sony・MobileCommunication]
今日はXperia PLAYを離れて、日本国内でも発売となったメディアスピーカースタンド MS430のレビューをお送りします。
メディアスピーカースタンド MS430(SonyEricsson Store Japan)
Sony Ericsson ソニーエリクソン Media Sperker Stand MS430
- 出版社/メーカー: Sony
- メディア:
年度が変わった4月1日。後から振り返ってみた時、携帯電話業界の大きな転換点として記憶されるであろう「SIMフリー端末向けSIMのみ販売」がドコモから開始されたわけですが、まるでそれに合わせたかのように、同日になって日本のSonyEricssonが「ソニーエリクソンオンラインストア」をオープンさせました。
当然「SonyEricssonによる自社SIMフリー端末の国内販売」を期待したいところですが、さすがにいきなりそれは無理と言うことか、現時点ではアクセサリのみの販売にとどまっています。
そんなソニーエリクソンオンラインストアのオープン記念として用意されたのが、メディアスピーカースタンドMS430です。
MS430は海外でもXperia arc/neo/PLAYに合わせてこの春に発売となり、日本円換算4,000円ほどで売られていますが、日本では記念価格として1,780円という格安価格での提供と言うことで、送料680円を含めたとしてもまだ安いという状態になっています。
ただ個人的にソニーストアの常連客である僕から言わせると、以前からアクセサリはソニーストアでも同じ値段で売っていたわけで、送料も、決済方法の再登録も要らず、15%の割引クーポンまで使えるとなると、ソニーエリクソンストア自体の存在価値が疑問に感じてしまいます。将来的にアクセサリだけでなく端末も売ることになった時、ソニーストアと統合して良いのではないでしょうか。
そんなわけで、送料まで払って買ったMS430ですが、配送箱はただの無地段ボール箱になってしまったソニーストアと違い、黒ベースにソニーエリクソンロゴと見栄えの良いモノが採用されていました。
中から取りだしたMS430の個装箱も平行四辺形という凝った形状。
植物性プラスチックが使われていることを示す「GreenHeart」タグもぶら下がっていました。
サイドには英語、中国語、繁体中国語、日本語の説明文シールが貼られていて、
本体はこんな感じで収まっています。
中にある紙類は図だけ示されたマニュアル。日本語の注意事項が書かれた取扱説明書。保証書と各国語による保証内容が書かれたモノの四つ。
駆動には単四乾電池が3本ですが、何故かSonyブランドではなくDURACELLでした。
では、本体を見ていきましょう。
本体の外側はヘアラインアルミ。これはフェイクではなく本物の削りだしアルミなので、触るとひんやりします。
SonyEricssonロゴもプリントではなく、薄い削り込みで入っているので高級感はかなりのもの。これで1,780円とはビックリです。
Xperiaと接続する3.5mmプラグは蓋の部分から内側に突き出ていて、
その反対側がスピーカーとなっています。
蓋の側も、いかにもこちらにスピーカーがあってステレオ再生出来そうな形をしてますが、
こちらはただディンプル加工されただけのフェイク。つまりこのスピーカースタンド、入力はステレオですが、音の出力はモノラルです(笑)
3.5mmプラグを仕舞うときには、一旦蓋を引っ張って、
二つ上の写真にある穴にいれることで、完全な円柱状に収まります。
この蓋の部分は、引っ張ったときに出てくる支持棒を支点としてほぼ180度回るようになっており、
接続する機器に合わせて最適な位置決めをすることになります。
電池を収納するには、蓋を引っ張り出さずに回し込み、
蓋側の「・」マークを、本体側の「-」マークと合わせることで、
電池ケースが出てくるようになります。
で、こちらに二本、反対側に一本、
合計三本単四電池を使うことになります。
海外って「乾電池を三本使う」って機器が意外とあるんですよね。偶数本の機器が多い日本人の感覚からすると、ちょっと無駄を感じてしまいます。
あとはXperiaなどの端末と繋ぐだけ。
電源スイッチ等は無いので、乾電池挿しっぱなしだと、微妙に電力を消費していくような気がするのですがどうでしょう。
下面にヘッドフォンジャックがあるX10miniだとこう接続され、
上面にジャックがあるX10だと逆に接続されます。
これがサイドにジャックがあるPLAYやarcだとこうなってしまうため、
動画再生時の視聴スタンドとしては正直かなり微妙です。完全にスタイル優先で、機能的には無意味な形状になってしまう典型的なパターン。デザイン・企画した人は、この製品で何を狙っていたのかかなり謎(笑)
とりあえず音質評価のためにあえてWalkman Xを使ってみましたが…
うん…まぁ…1780円のモノラルアクティブスピーカーとしては…及第点に…及ばないですね(爆)これ音質的には数百円でもいいんじゃない?レベルです。「携帯電話の本体スピーカーより大きく音が出る」ぐらいしかメリットが見いだせません。
ちなみにボリュームは無いので、端末側の音量で調節します。
以上、メディアスピーカースタンドMS430のレビューをお伝えしましたが、正直Blogのネタ、話の種以上の価値は見いだせませんでした。デザインは非常に良いだけに、中身をもう少し検討して欲しかったなぁといったところです。とりあえず、最低限ステレオスピーカーになっていれば…
次回はXperia PLAYのレビューに戻る予定です。
>完全にスタイル優先で、機能的には無意味な形状になってしまう典型的なパターン。デザイン・企画した人は、この製品で何を狙っていたのかかなり謎(笑)
スタイル優先で行き過ぎてしまった良い例ですね(苦笑)でも、格好良さがソニエリのポイントの一つでもあると思うんで、ご愛嬌ですね!
by as (2011-04-11 21:15)
アクセサリとは無関係なんですが、
PlayStationStoreは日本のSoftBankのSIMカードを挿した状態で使えますか?
SIMカードなしor特定の地域のSimカードでは使えない(接続できない)って
どこかで見たのですが…
by NO NAME (2011-04-15 21:58)