iPhone 4 Review 乗換作業篇 [携帯電話・iPhone]
iPhone 4レビュー、今日は3G→4への乗換作業篇をお送りします。
日本でもすっかりポピュラーな存在となったiPhone。3Gは発売から2年が経過し、3GSは2009年度機種別ランキングで日本で最も売れた機種になったと思われますので(16GB,32GBを合計した場合)、今回の4は初めてのiPhoneというユーザーだけでなく、iPhone→iPhoneの機種変更(買い増し)というユーザーも相当な数にのぼると予想されます。
そんな中で僕の機種変更はちょっと変則的なパターンで、もともとNOKIA N95で運用していた番号Aと、iPhone 3Gで運用していた番号Bという二つのSoftBank回線のうち、A回線をiPhone 4へ機種変更、B回線を解約して一回線に減少させるという手続きを伴っています。
と文章に書くと何だか複雑そうですが、やることは通常の機種乗換作業と全く一緒。まずは母艦VAIO type Rmasterにインストールしてある、iTunes9.2を起動して、古い方のiPhoneをケーブルで接続します。
ここで最初にやる作業は、旧機種iPhone 3Gのバックアップ。左カラムの「iPhone」を右クリックして「バックアップ」を選択して、
これでiPhone 3Gの直前の状態が、iTunes内に保持されます。
続いて新しいiPhone 4をUSB-Dockケーブルで接続し、
指示に従って作業を続けていきます(ちゃんとiPhoneのアイコンが4っぽくなってるのが芸が細かい)。
使用許諾の表示は崩れてグチャグチャ(笑)
自分が既に保有しているAppleIDを入力し、
登録を行ったら「MobileMeはいかが?」と宣伝が出てきます。
僕はこの手のクラウドサービスをGoogleに統一しているので、こんなのは無視(笑)。
登録作業に続いて、先ほどバックアップしたiPhone 3Gの内容をiPhone 4側に引き継ぐか決めることになります。また一から育てたい方は「新しいiPhoneとして設定」を選択し、僕のように前機種を引き継ぎたい方は「バックアップかた復元」を選択しましょう。
復元作業はすぐに完了。一度iPhoneが再起動され、
今度はアプリ・音楽・写真・ビデオ等の同期作業が行われます。
こうして一連の作業が終了すれば、バックアップで保持されていたiPhone 3Gの内容が4に移植され、
iPhone 4が今までのiPhone 3Gと同じ環境で使えるようになります。
ホーム画面のアイコンの並びもそのまま、
↓
直前まで前機種のSafariで見ていたページもそのまま、
Googleカレンダーなどの同期設定もパスワードだけ入れ直せばそのまま使用可能、
番号が変わったので、MMSのメールアドレスだけ設定し直したら、この二年間iPhone 3GでやりとりしたSMS/MMSも全てそのままで継続利用可能と、
このようにiPhoneの機種変更というのは、『まさにさっきまで使っていたiPhone 3Gが、そのまま同じ状態で高速・高解像度のiPhone 4に生まれ変わる』という、非常に快適な体験をすることになります。
昨年ボディの割れでiPhone 3Gを無償交換してもらった時も記事に書きましたが、これこそが二年以上使い古しても機種変更なんてする気も起きない和式ケータイと、毎年買い換えてもいいんじゃないかと思わせるiPhoneの快適度の違い。日本の携帯電話メーカーの人はこの差をどう捉えているんでしょう。
本当に使いやすい携帯電話とは何か、本当にユーザーが喜ぶ機能とは何か、たかが機種変更一つですがiPhoneは色々な示唆に富んだ存在だと思います。日本メーカーもいつまでも「日本の携帯電話は世界一」と傲慢に構えているのではなく、ここから学び取れるモノは学び取っていかないといけませんね。
ガラケーには色々と制限があるのはわかるんですが、
それを免罪符にしちゃいけないと思うんですよね。
買ったゲームが引き継げないとか詐欺でしょうに・・・
by かつぽん (2010-07-01 17:03)
今回iPhoneをはじめて購入した者です。
iPhoneは機種変更の際にもストレスがたまらないんですね。
ますますAppleを好きになりそう。
by yamashu (2010-07-18 17:42)