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FINAL FANTASY XIII “非公認”画質設定ガイド [Sony・PlayStation]

読者の皆様ご無沙汰しております、akoustamです。なんだかんだと一ヶ月もBlogを放置してしまい、誠に申し訳ございませんでした m(_ _)m

この間何をやっていたかというと、ちょっと体調不良に陥ってしまいまして、春先の突発性難聴以来引きずってる三半規管不調が原因なのか、軽い目眩の症状が断続的に発生し、twitterのような勢い任せの短文(笑)はガシガシ書けても、Blogのようなきっちりと推敲した文章が書けない状態になっていました。

色々と診断も受け、薬の投与によって今週あたりから症状も治まりましたので、徐々に復活させていく予定です(書かなきゃいけないネタが溜まってますし…)。今年も残りわずかですが、今後ともよろしくお願いします。

で、復帰第一弾は軽く書けるネタから。

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ファイナルファンタジーXIII

スクウェア・エニックスからようやく発売されたFINAL FANTASY XIIIです。

と言っても僕はFINAL FANTASYシリーズは、初代PSのキラータイトルとなった「FF7」しかプレイしたことが無く、ゲームのレビューを書けるほどの経験も持ち合わせていないので、内容には触れずにこっちの話題を…

ファイナルファンタジーXIII 公認画質・音質設定 (sony.jp)

ゲーム発売の前日になって、SonyのBRAVIAサイトにこんなものが上がったのです。

どうやら現行ラインアップである、BRAVIA V5/J5/W5/F5/ZX5/XR1の各機種ごとに、「こうすればリアルな映像が映りますよ」というオススメ設定を指南してくれるものらしく、画質設定のパラメータ値が事細かに掲載されています。

ぱっと見た限り、BRAVIA ENGINEによる画像処理をことごとく「切」の状態にして、いわゆる「フレーム遅延(ユーザーの操作に対してゲーム画面の反応が微妙に遅れること。シビアなゲーマーにはつらい状態。)」を無くし、テレビ放送を見るときのような誇張された画ではなく、映像信号をそのまま忠実に映し出すモニター画質を狙った設定のようですが、それにしては「ピクチャー:最大」「明るさ:50」など、ちょっと輝度が不自然なまでに高すぎるんじゃないか?と思うような設定値も見受けられ、果たしてこれがどのような画質になるのか、自分で確かめてみることにしました。

残念ながら我が家には現行型のBRAVIAは無いので、画質確認は毎度恒例の有機ELテレビXEL-1を使用。画質設定は最も発売時期がXEL-1に近く、液晶テレビながらもLEDバックライト装備で、少しは発色も有機ELに近いものを実現しているであろう、BRAVIA XR1用の設定を用いてみました。

その結果がこれ。

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明らかに画面が明るすぎます。そのためCyber-shot WX1のシャッタースピードが速くなってしまい、ブラウン管テレビのような走査線が映ってしまうほど(画面真ん中が暗いのはそのせい)。

「色温度:中」かつ色補正関係が全て「切」になっているので、全体に画面が青白っぽくなり、いかにも「テレビ画質的なリアリティ」を持った画に見えます。

画面が明るくシャープネスを引き上げている分、暗部まで含めた細かいディテール、CGの描き込みの精緻さがわかりやすく、空や雲などの“鮮やかさ”を求める人には「なるほど、こういう画質設定もありか」と思いました。

しかし僕の画質の好みは、たとえCGであっても「映画のようなフィルム画質的リアリティ」。そこでXR1用の設定値をベースに以下のように変えます。

ピクチャー:35/明るさ:35/色の濃さ:55/色温度:低2/シャープネス:最小/カラースペース:ワイド/ライブカラー:弱

その結果がこちら。

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ちょっとカメラの関係で赤みが強くなってしまいましたが、実際は上の“公認画質”よりも「黄色っぽい画」になり、シャープネスを落としたのでディテールは緩く、少し色が濃くのった優しい画となりました。

これだと折角細かく描かれたCGがシャキッとした画で出ませんし、なんか薄く霞みがかったような鮮やかさに欠けた発色なのですが、『映画のようなゲーム』を『映画のような画質』で楽しみたい方には、こっちのほうがオススメだと思います。

逆にそのCG技術のすごさを味わうには、“公認画質”のほうがいいかもしれません。

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既に公式サイトや体験版などで、このFF13では未来的な都市から、白亜紀のような巨大生物のいる草原など、様々な風景が出てくることが分かっていますので、この画質設定でどこまで楽しめるのか、少しずつゲームを進めていきたいと思います。

 

さて、画質ではなく音質の方ですが、なんと全編リニアPCM 5.1ch/48kHzで出力されるようになっており(非対応アンプの場合はドルビーデジタル or DTSの5.1ch)、我が家のTA-DA5400ES + B&W5.0chスピーカーだと、それこそ映画館のように、音がぐるんぐるん周囲を飛び交うような状態になっています。

アンプの表示を見る限り、LFE出力もかなりかかっているようなので、サブウーファーありの環境なら、戦闘時の爆発音などが重低音で響くものと思われます(いい加減サブウーファー買わなきゃ…)。今や家庭用ゲームもここまでやる時代になったのかと感慨もひとしお。

このFF13を最新の液晶・プラズマなどの高画質テレビで楽しまれている方は、是非音の環境も整えて欲しいですね。本当にリアルさが全く変わってきますから。


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コメント 4

Santa

参考になりました。

お体お大事に。
by Santa (2009-12-18 06:16) 

店員佐藤

ご飯は「1日3食」食べないとだめですよ。
by 店員佐藤 (2009-12-18 11:12) 

Virgo

音が周り過ぎるほどのモノが、ゲームで味わえるとは思いませんでした。
そのうち、背後から近付く敵の表現が出て来るのではと、ワクワクしてます。(^O^)
by Virgo (2009-12-19 08:04) 

as

お身体、大丈夫ですか?余り無理せず、ご自愛くださいね。

ゲームはすっかり卒業していしまいましたが、写真を見る限り、綺麗な画像に音響までしっかりと作りこまれていると、その辺の映画にも見劣りしない素晴らしい作品に仕上がっているんでしょうね。
by as (2009-12-19 19:30) 

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