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SonyEricsson MBW-100 Review 接続篇 [Sony・MobileCommunication]

SonyEricsson Bluetooth Watch MBW-100レビュー、今日は実際に携帯電話と接続してみます。

SonyEricsson Bluetooth Watch MBW-100 (SonyEricsson)

ただの腕時計と違って、アンテナや通信ユニットを内蔵しなくてならない分、図体はやけに大柄になっているMBW-100ですが、操作系は至ってシンプルになっていて

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右側面のリューズ(Crown)と、その上下にある「Top Key」と「Bottom key」の三つのボタンで全ての操作を行います。

まずは携帯電話とのペアリングから。リューズ下のBottom Keyを押すと盤面下部のブルー有機EL Displayにセッティングメニューが出てきます。

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Bottom keyを押すごとにアイコンを囲んでいる枠が右に移動していくので、一番右の「Start pairing mode」に枠を合わせます。

DSC05203.JPG

この状態でリューズ上のTop keyを押すと、MBW-100がペアリングモードに入ります。

DSC05206.JPG

一方接続する携帯電話W880iは、Settings→Connectivity→Bluetooth→My devicesと進んでいき、

DSC05204.JPG

New deviceを選択してBluetooth機器探索モードに入ります。

DSC05205.JPG

しばらく放っておくとMBW-100を見つけてきて、画面にその旨が出てくるので、

DSC05207.JPG

MBW-100を選択してペアリング作業に入ります。

通常Bluetooth機器のペアリングを行うと、ここで「パスコードの入力」が要求されることがほとんどですが、何故かMBW-100はパスコードも要求されないまま登録されてしまいました。説明書には「デフォルトパスコードは0000」という記述があるので、もし入力を要求された場合は「0000」で良いと思われます。

これで問題なくペアリングが完了。開梱篇でアナログ時計の方は、回転がスカスカのリューズで時間表示を合わせることをお伝えしましたが、有機ELのデジタル表示は、ペアリングした携帯電話と日時が同期するようになっています。

通常状態からTop Keyを押すと年月日とバッテリ表示、

DSC05212.JPG

さらにもう一回Top Keyを押すと、Bluetoothの接続状態/時間/バッテリ表示になります。

DSC05213.JPG

ではW880iとMBW-100が接続されている状態で、W880iに電話をかけてみましょう。

DSC05209.JPG

着信するとW880iと共にMBW-100のバイブレータも作動し、電話帳に名前が無い電話番号からの着信であれば、このようにそのまま電話番号がMBW-100のディスプレイに表示されます。

ここでもしW880i側がマナーモードになっていないと、W880iが盛大に着信音を鳴らしますが、着信中にMBW-100のTop Keyを一回押すと、着信音が瞬時にミュートされるようになっています(フッキングではないので着信状態は継続される)。

また着信中にTop keyを二回押した場合は、着信が応答保留となり、留守電サービスに転送されるようになっています(留守電サービス契約がしてあるSoftBank回線の場合。留守電サービスに入ってないdocomo回線の場合は着信が切断されました。)。

W880iの電話帳に登録がある場合は、電話番号ではなく登録名がディスプレイに表示されます(なんか最後に文字化け豆腐が付いてくるのは何故?)

DSC05211.JPG

あ、これはテスト用なので本当に総理大臣から着信したわけではないですよ(笑)。ま、その昔総務大臣やってた頃の麻生さんとその秘書さんと、某所で1時間ぐらい会話したことはあるんですけどね。

通話ではなくメールが着信すると、同じくバイブレータが作動しディスプレイにメールアイコンが出てきます。

DSC05218.JPG

でもこれだけ(笑)メールの本文はW880iとの組み合わせでは表示されないようです。当然誰からのメールかもわかりません。

MBW-100には他にも機能があって、リューズを一回押すと携帯電話側の音楽プレーヤー機能が起動して、再生/一時停止、リューズ長押しでトラック送りされます。W880iでも動作が確認出来ました。

またOut of range機能がONになっていると、携帯電話本体とMBW-100の距離が離れて、電波が受信されなくなった時にバイブレータで警告するようになっています。

 

以上こんな感じで使うMBW-100ですが、確かに携帯電話をカバンに放り込んだりしているときは、腕時計で着信が判別でき、応答保留状態にすることができるなどなかなか便利なものだと思います。しかしSMSの本文がディスプレイに表示される機種が限られるというのはちょっと痛いなぁ、これに1万円は高いかもってところでしょうか。

で、おそらく読者の皆さんが最も期待しているであろう「iPhoneとつながるのか?」テストですが、手持ちのiPhone 3G+OS3.0とペアリングを試みたものの…

DSC05219.JPG

iPhone側がMBW-100を見つけることすら出来ず、あえなく撃沈という結果となりました。

IMG_0036.jpg

これはMBW-100がSPPやAVRCPなどの標準的なプロファイルを使っておらず、SonyEricsson独自のプロファイルになっているからと思われます。

なにせ同じSonyEricsson機でも、WindowsMobile機であるXPERIA X1やS60 5th機であるSatioは、正式には非対応となっているぐらいなので(どちらのOSにもMBW-100とつなぐアプリが開発されているので、それをインストールすれば使用可能)、このBluetoothはかなり特殊な仕様なんでしょうね。


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コメント 1

かつぽん

う〜ん、最後がイチバン残念です。
iPhoneとさえ繋がってくれればなぁ・・・
・・・って、たぶん全世界の10万人ぐらい(嘘)は思っているでしょうね!!
by かつぽん (2009-06-29 18:03) 

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