RICOH CX1 Review 開梱篇 [買ったモノ]
というわけで我が家のコンデジが3年ぶりに更新され、RICOH CX1となりました。
僕にとっては初めての「Sony製でないデジカメ」なわけですが、箱のカタチからしてまるで違います(笑)
まぁこの味も素っ気もないプレーンな箱に、かえって新鮮さを感じなくもないですが、目立つところと言ったら英語で書かれた内容物一覧ぐらいのものでしょうか。
大きさそのものは結構大きくて、VAIO type Pと並べてみるとこんな感じです。
箱を開けるとそこには「Eco-Friendly Package」の表記。
まずは上段にマニュアル類が入っています。
本体のマニュアル、バッテリ/チャージャーのマニュアル、ソフトウェアCD-ROMと一通りそろっていますが、
本体のマニュアルが結構分厚くて(200ページ超)、CX1の機能の豊富さを感じさせます。
一つ特徴的だったのが、今回のCX1から採用されたMPファイル(CIPA策定の複数画像を1ファイルとして記録する規格)の取り扱いに関するペラ紙。
Mac用のソフトも無事公開されましたし、今後高速読み出しCMOSの普及に伴って、高速多連写機能が一般的になってくるでしょうから、対応ソフトもどんどん増えてくると思われます。
上段部を取り出すと、下段に本体と付属品が収められています。
左上からバッテリーチャージャー、バッテリー、付属ストラップで、下はUSBケーブル、本体、AVケーブルとなります。
バッテリはCaplio R6から続くDB-70。容量は3.6V 940mAhで、Cyber-shotで言えば「InfoLITHIUM Gシリーズ」と同じ容量になります(もしかして同じセル使ってる?)
チャージャーBJ-7はもちろんマルチボルテージ対応。
プラグは結構起こしやすい出来だなと感じました。
で、このBJ-7はDB-70のみピッタリ入る大きさとなっていて、GR2 DIGITALやGX200用のDB-60とは共通化されていません。
この点は、一つのチャージャーで複数種類のバッテリに対応できるCyber-shotのほうが合理的ですね(Sonyはそれ以前にバッテリの種類が無駄に多すぎると言えなくもないですが…)。
逆に評価が高いのはUSBケーブル。
カメラ側が特殊な端子ではなく普通のUSB-miniBなので、汎用のケーブルがそのまま使えます。
そういう意味ではAVケーブルも普通のミニプラグを採用するなど、RICOHの“余計なことはしない”という開発姿勢が垣間見えますね。
ここからようやく本体です。
ぱっと見最も印象的だったのは、レンズリングの大きさ。
3段沈胴式のため実際のレンズ本体の径に比べ、かなり大きくなっています。
電源を入れるとワイド端の28mmで起動し、レンズがせり出してきます。
テレ端の200mmにしてもレンズの長さは1cmほどしか変化しません。
7.1倍という比較的高倍率のズームレンズなので、もっと出っ張るかなと思ったのですが、意外とコンパクトなので安心しました。レンズのせり出し・収納はちょっとノンビリ(特に収納が遅い)。
本体そのものの大きさは、Cyber-shot T30と比べると一回り大きく感じます。
T30用の吉田カバンケースに入らないかなと期待したのですが、予想通り入りませんでした(笑)
本体表面は全体にざらっとした質感になっていますが、
上面だけはヘアライン加工が施されています。
ストラップホールは側面に上下2つ並べてあります。ネックストラップ使用を想定?それなら左右2つの方が良かったような…
この側面にUSB/AVケーブル端子がありますが、端子カバーがゴム製でふにゃふにゃしてるので、かなり開け閉めがしにくく感じました。ここがプラスチックのカバーとかだったらなぁ。
下面のバッテリ・SDカード収納部はしっかりしています。
操作の基本となるのは上面のモードダイヤルと、
4方向ジョイスティックでもある背面のADJ/OKボタン。
ここに合皮製と思われる右手親指置き場が設けられています。
その下に4つのキーが縦に並んでいますが、ダイレクトアクセス出来る機能は少なく、基本は画面にMENUを呼び出して使う方法になるようです。
先ほどの上面部の写真、シャッターボタンの左隣にマイク穴が二つありましたが、スピーカーはこの背面右下にあります。
起動音は素っ気なくって「ピロン♪」と鳴るだけ。Cyber-shotが世界中どこに行っても「チャラリ~ン♪」と言う特徴的な起動音で(BIONZ以降は「シュワ~ン」)、「あ、Cyber-shotユーザーだ。」と気づかせてくれたのに比べるとちょっと寂しいかな。
背面液晶は3インチ・92万ドット(VGA解像度)だけあって、非常に美しい画面となっています。
下の緑色の「エ」みたいな表示は電子水準器で、カメラが水平になってるかを教えてくれるもの。これは便利!
また、ちゃんと液晶の解像度に合わせたフォントが内蔵されているので、低解像度機のフォントをそのまま持ってきてスケーリング表示するSony機と違って、操作時の文字もたいへん見やすくなっています。
以上CX1の開梱篇をお送りしましたが、とりあえず開けてみて「見た目地味だけど、中身はよく考えられている。」という、僕がRICOHのカメラに持っていたイメージそのままだったのには笑ってしまいました。
次回は基本的な撮影を行って、画質がどんなものか見ていこうと思います。そのためにはSDカード買わなきゃなぁ(買ってないんかい!)。
RICOHらしいコンデジですよね。
フォントもGX200とかに比べると格段の美しさ。
ずいぶん垢抜けたな〜っておもいます♪♪
by かつぽん (2009-03-21 18:41)
初めまして。
最近、ブログの存在を知りまして、楽しく拝見させていただいております。
私もCyber-shotファンなのですが・・・確かに最近の機種は従来機種の焼き直しのようなものが多くて残念です。
CX1、メーカーが違うとつくりの方向性もだいぶ違うんですね。
電子水準器など使い方次第では面白いですね。
by めっち (2009-03-22 00:01)
はじめまして。
CX1を買ってもらったのを機にシャッターただ押すだけじゃなくて、カメラ自体とこれから仲良くなりたいと思ってます。
「あそこは右手親指置くとこか!」ぐらいのレベル(笑)なので、勉強させてください。
by supreme (2009-03-22 22:08)
はああぁ、やっとコメントが出来ます。
その訳は、明日の0時をお待ちください。(笑)
いやぁ、ホント、質実剛健なカメラですよね。
“ Caplio”の名を捨てた事が好転してます、間違いなく。
by Virgo (2009-03-24 02:47)