VAIO type P-ZERO Review BluetoothマウスVGP-BMS33篇 [VAIO P-ZERO]
VAIO type P “Perfect ZERO”レビュー、今日はアクセサリーキットのもう一つ、BluetoothマウスVGP-BMS33のレビューをお伝えします。
今日のtype Pはご飯でなくタリーズのカフェモカと。タリーズは以前記事にしたとおりNTT系の無線LANサービスが全店備わっているのですが、支払いが電子マネーに対応していない、コーヒーの味の割に値段が高い、そもそも店が見つからない、というのがあるのでなかなか利用する機会がありません。せめてEdy/Suicaぐらいは対応して欲しいぞ>伊藤園
実は僕がこのBluetoothマウスVGP-BMS33を買うのは2台目。肝心の1台目はどこに行っているかというと、505台限定カラーで、壊したら替えがきかないおそれがあることから、記事にしたあと箱の中で眠ったままになっています(笑)。
限定版であるT-ZERO 505同梱品とちがって、通常版のパッケージはいたって普通。
ブリスターパックを開けると、マニュアル二つと保証書、アルカリ乾電池2本が入っています。
このBMS33は、なぜか写真に撮るとボテッとした姿に見えることが多いのですが、
実際の製品はかなり伸びやかなシルエットで、“流線型”という言葉がよく似合う形状をしてます。
実際type P本体と並べると、type Pの12cmの奥行きより長い全長をしているのがわかります。
この細長い形状は、平均的日本人より手が大きい僕にはジャストフィットなのですが、
手の小さい女性なんかだとどうなんでしょう。ソニースタイルさんのブログを見ると手の指を立て気味にして持たれているようですけど。
裏面には単三乾電池二本をいれる部分と、各種スイッチが並んでいます。
一番上が電源スイッチ、左斜め上にあるのがペアリング用「コネクトボタン」、下がレーザーセンサー部です。
type Pのガーネットレッドに合わせたカラーリングは、type P本体とほぼ同一ですが、何というかキラキラの粒子が本体よりも細かい感じで、
ちょっと粗めの粒子になっている本体に比べると鉱物感は低いかなと感じます。
使用するにはまず電池蓋を開けて、電池を装着します。
かなり堅めに電池が嵌るので、取り出す時に引っ張るための透明フィルムは、きっちりつけておいた方がよいでしょう。
カタログスペックだと、アルカリ電池二本で1日5時間・週5日の使用で約3ヶ月の使用が可能ということで、今のtype Pの使用頻度から考えると、次からは充電式を導入したほうが良さそうです。
こいつとeneloopの組み合わせがあれば、いざという時電源無しでも晴れてさえすればいいので安心できます(そういえば大型バイオレッタでtype Pを動かす実験やってないなぁ。わざわざDC→AC→AC→DCという無駄をやる必要があるので、かなりの電力ロスが発生しそう。Sonyさんtype PにもHandycamのような、シガーライターコンセントから給電できるDC-DCコンバータケーブル出してください。車で充電出来るとなれば結構喜ばれると思うんですけど。)。
続いてtype Pへの登録作業。タスクトレイのBluetoothアイコンをクリックして、Bluetoothデバイスのウィンドウを立ち上げたら、
「ワイヤレスデバイスの追加」を選択、
「Bluetooth機器の検索」画面になります(うちはいろいろなBluetooth電波が飛び交ってるなぁ)。
ここでVGP-BMS33の裏面の電源スイッチをONにします。電源ランプはおしりのところ。
検索画面にBMS33が出てくるので、選択して「次へ」。
Bluetoothにはありがちなパスコードの入力さえいらないので、このまま自動的にドライバのインストールが始まります。
これで登録作業は終了。拍子抜けするほど簡単で、あとは使いたいときだけBMS33の電源を入れれば、type Pが自動認識してすぐにマウスとして動くようになってくれます。
プレーンな2ボタン+スクロールホイールのマウスで、これといった特長のないBMS33ガーネットレッドの最大の弱点は、type Pにあわせたクリア塗装のせいでやたらと指紋が目立つこと。
常に手にもって使う物にこういう塗装を施されると、毎日拭き拭きの作業が大変になってしまいます(iPhoneしかり)。そういう場合はマット塗装で指紋の目立たない、ブラック・シルバー・ピンクといった色を選ぶ手もありでしょう。
ちなみにキャリングケースVGP-CPP1に入れるとこんな大きさ。
ACアダプタとはまとめて入りますが、ACアダプタ+LANアダプタ合体状態だと、ちょっとまとめて入れるのはつらい感じ。しばらくはジェルパッド+マウスだけが入っている状態で運用することになりそうですね。
以上BluetoothマウスVGP-BMS33のレビューをお伝えしましたが、これだけちゃんと色が合うマウスはほかにありませんから、やっぱりアクセサリーのカラーコーディネイトも重要という方には必携のアイテムだと思います。
あとは乾電池込み110gという重量の増加をどう考えるか。スティックポインタがどうしても慣れない人は、作業効率に響きますし持っておくべきですが、スティックポインタで問題ない人は、同じ重量増でもその分を大容量バッテリに回した方が、type P全体の使い勝手としてはあがるかもしれません。
しかしこれで毎日拭かなくちゃいけないモバイルデバイスがいったいいくつになったんだろう…(^^;
ケースとマウスと本体とのカラーマッチングが見事ですよね。
一昨日、私も実物をお客様に見せていただきました。
by 店員佐藤 (2009-02-14 08:57)