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ECO BRAVIA [Sony・TV]

CES2009ですでに発表されていましたが、大幅な低消費電力化を実現した“ECO”な新BRAVIAが日本でも発表されました。

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省エネ性能をさらに向上させた液晶テレビ<ブラビア>発売
46V型から19V型の6機種に商品構成を拡大 海外市場においても積極的に展開

新開発のHCFLバックライトを採用し、業界最高の低消費電力を実現(従来比約40%減)
大型(46V・40V型)フルHDパネル搭載の液晶テレビ〈ブラビア〉V5シリーズ 発売
~人感センサーや省エネスイッチなどの新たな省エネ機能も搭載~

業界トップクラスの省エネ性能を実現 高級感のあるデザインに豊富な本体色を採用
中小型(32V・26V・22V・19V型)液晶テレビ〈ブラビア〉J5シリーズ 発売

〈ブラビア〉の背面に設置し、約90時間※1のハイビジョン録画ができるHDDレコーダー発売
~テレビ本体の電子番組表と連動した操作で、簡単・快適に録画・再生~

液晶テレビ BRAVIA (Sony)

BRAVIA (SonyStyle)

46V/40Vという大型パネル機であるV5シリーズは、バックライトに従来のCCFL(冷陰極管)ではなく、発光効率に優れたHCFL(熱陰極管)を採用しており、同じ画面の明るさを、より少ない電力で得られるようになったため、V1シリーズより40%減というかなりの低消費電力テレビとなっています。

一方の32V~19Vの中・小型パネル機であるJ5シリーズは、CCFLバックライトはそのままに発光効率を改善、前面の光学フィルムもより透過率の高いものにすることで、低消費電力を実現しています。

昨年の年末商戦はJE1という特別な一機種だけだった「ECO BRAVIA」は、これによってメインのシリーズとなり、今後は「BRAVIA=低消費電力なテレビ」というイメージが定着していくことになると思われます。この「とりあえず一機種で様子を見て半年後に一気にメインシリーズ化する」手法は、初代WEGAが出たときを思い出しますね(フラットトリニトロンの一号機はWEGAの半年前に一機種だけ出ていた)。

XR1/X1/W1では高画質化の面で、ZX1では薄型化とワイヤレス化の面で、業界の一つのベンチマークとなったBRAVIAは、次は消費電力の面でまた一つのベンチマークを打ちたてて、競合他社との競争に望んでいくことになるでしょう。

でも、やっぱりまずは32V~22VのパネルをフルHD化してから、低消費電力化に手をつけて欲しかったなぁ。

くだらない内容のテレビ放送なら別に解像度が多少落ちようとかまいませんが、PLAYSTATION3や、Blu-ray Discソフトや、Handycamなど、「1920×1080」の映像を出力する機器を同じ社内で大量に売っておいて、肝心の映像を映し出すテレビがいまだにXGAパネル機を売り続けるって、明らかに矛盾してると思うのですが…


タグ:BRAVIA SONY
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Riever

赤字なので(利益率の少ない小型のものは)避けたい、という考えがあるんだとは思いますが、それでもコンシューマー側からすると疑問には感じてしまいますよね。
大型だと置けないような層にもっと訴求できるものを作った方が良いと、私も思います。
by Riever (2009-01-20 12:26) 

かつぽん

もうね、僕ももう何回も言ってさすがにもう言い疲れたんですが・・・

大型はね、置けないというより嫌いなんですよ。

WXGAはジャギーが目立ってイヤなんですよ。

・・・いい加減、テレビは他社にしますよ?このままだと(ーー;)

低消費電力技術には素直に拍手ですがm(__)m
by かつぽん (2009-01-20 16:13) 

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