ロケフリHomeHD LF-W1HD Review 外観篇：It's a ...：So-net blog

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ロケフリHomeHD LF-W1HD Review 外観篇　[minpos Review] [編集]

この年末年始minposさんにもう一つお借りした機器があります。

「ハイビジョンワイヤレスリンクセット」ことロケフリHomeHD LF-W1HDです。

いくつも部屋がある家族住まいならともかく、1LDKの部屋に男一人で暮らしていて、チャンネル争いも無ければ、生活する二つの部屋の、一方にはBRAVIA X2500もう一方にはXEL-1と、どちらにもテレビが設置されている状態なのに、わざわざワイヤレスでHD信号を飛ばす意味があるのかはなはだ疑問ではありますが(^^;)、さみしい毒男の部屋にロケフリが入ったらどうなるのか、実験の意味を含めて（どんな実験や！）しばらく使ってみようと思います。

第一回目は外観篇から。

※レビューに使用したLF-W1HDは、minpos Review用にWillvii様&ソニー様より貸与されたものです。

箱を開けるとまず出てくるのはロケフリ本体。送信装置側と受信装置側の二つが入っています。

どちらも同じ大きさをしていますが、結構図体がでっかくXEL-1と並べるとちょっと大仰な感じがしないでもありません。

正面は同じ見た目でも背面は、送信機と受信機で端子構成が違ってきます。

送信機側にはHDMI入力が無く、ビデオデッキなどをD端子かコンポジットでアナログ接続しなくてはいけないのに対し、信号を受け取る受信機側にはHDMI出力があるので、テレビとデジタル接続できるようになっています。

また送信機側には使用するワイヤレスチャネルを切り換えるロータリースイッチがあり、802.11a相当の5GHz帯/802.11g相当の2.4GHz帯を手動で使い分けることができるようになっています（基本は自動切り換えで使用しますが）。

一方の受信機側には、D端子の出力信号を切り換えるスライドスイッチがあり、映し出すテレビに応じてD1(480i)/D2(480p)/D3(1080i)/D4(720p)出力のどれにするかを、ユーザーがあわせておかなくてはいけません。

付属品もそろって二つずつ。

図体のわりに電源が内蔵されていないためACアダプタが二対あり、結構な体積をとっています。左下にあるのはSonyのテレビ/ビデオ機器ユーザーならおなじみ、リモコン操作用の赤外線信号発光機「AVマウス」です。

無線のペアリングなどは出荷時に設定済みで、ユーザーが行うのはケーブルの接続くらいなので、無線機器なのにマニュアルはかなり薄めです。

逆にリモコンはテレビ/ビデオどちらの操作にも対応し、Sony以外の他メーカーの機器のリモコンも再現しなくてはいけないので、ボタンも多くかなり大きめ、BRAVIAやPLAYSTATION3のリモコンと比較しても、かなり長いリモコンとなっています。

というわけでまずは外観を見てきましたが、正直何もかもが「でかい」という印象です。

今まであったロケフリNetworkのほうは、無線設定の必要性やPSP/PCなどもクライアントに出来ることから、どちらかというと「玄人好みの機器」という製品でしたが、ロケフリHomeHDのほうは、使用目的を「設定不要でHD映像を無線で飛ばす」という一点に単純化させ、より幅広い「普通の人たち」に受け入れられることを目的とした製品なのですから、そのコンセプトにあわせ、もうちょっと小型化/電源の内蔵などを推し進められなかったかなぁと思いました。

僕がこんなことを言うのも、仕事柄若い女性や主婦の方々から、「コードが多い」「妙にでかいACアダプタ」「部屋の中で変に目立つ」といった電化製品に対し、あまり好ましくないという意見を聞かされてきているからです。やっぱ女性って、インテリアにそぐわない妙に存在を主張する電気機器って嫌いなんですよね。ケーブルが部屋に見えているのも嫌がられることが多いので…

次回は接続/視聴篇をお送りする予定です。

2008-01-03 23:59 nice!(8) コメント(8) トラックバック(0)