有機ELテレビ XEL-1 Review 外観篇 [Sony・TV]
有機ELテレビXEL-1レビュー、今日は外観篇をお送りします。
今年頭のCESで初公開された試作機は、薄い板がくの字に折れ曲がったデザインが特徴的でしたが、市販版はWEGA時代から続く「フローティングデザイン」コンセプトが採用され、右側にある片持ち式のアームでパネルを支える構造になっています。
前回「有機ELパネルの薄さはこいつのキモではない。」と書きましたが、やっぱりこのアングルは撮っちゃいます(^^;
本当にパネル部は板みたいな感じですが、これがあれだけパワフルな発光をするのですから、有機ELのすごさがわかります。
パネルの背面にある基板部分もピカピカの鏡面仕上げ。
普通テレビを見るのに背面なんて見ることなど無いですが、360°どこから見てもかっこいいよう、凝った仕上げをしていることに、Sonyの気合いを感じます。Sonyロゴと「1」という型番が誇らしげ。
パネルを支えるアームも鏡面仕上げです。
残念ながらアームの根元は固定されていますが、パネル側は可動ヒンジになっているので、
前に15°後ろに55°傾けることが出来ます。
しかし前に15°傾けるってどんなシチュエーションだ…
ヘッドフォン以外の端子はベース部背面に集中して配置。
ここの左端に地上デジタル用の内蔵アンテナが収納されています。
まるでワンセグ内蔵携帯電話みたいですが、これを指でつまんで引っ張り出し、
二段ロッドアンテナになっているので、伸ばして立てて使用します。
ちなみにわが家では内蔵アンテナで地デジは見られません。これ12セグなんでワンセグ以上に強い電波が必要なのです。
背面真ん中に忌々しいB-CASカードスロット。
その下に「内蔵アンテナ⇔外部アンテナ」切り替えスイッチとHDMI端子があります。XEL-1は外部入力がこのHDMI一個しかないので、コンポジット出力やD端子出力しか無い機器をつなぐには、HDMIへのコンバート機能を持つAVアンプが必要です。ってかAVアンプ買えという罠?
ちなみにこの左側にあるスリットはファンの排気口です。思ったよりファン音は目立つほうかな。
その右隣に目を移すと、USB端子とLAN端子、ACアダプタ端子、アンテナ端子と並びます。
滅多に見ることのない底面を見ると、
写真ではわかりませんが、基板やチップがびっしり入っています。これは重くなるわけだ。型番シールの「有機EL“デジタル”テレビ」という製品名が象徴的(XEL-1はアナログチューナーレス)。
画面下のSonyロゴは目立たないよう暗色のプリント、
ここが煌々と光ったりするBRAVIAのSonyロゴとは全く逆の考え方ですね。
ベゼルはピアノフィニッシュ。画面もアンチグレア加工とかかけてないようなので、証明などの映り込みはきつめです。
ベース部左サイドにヘッドフォン端子とリモコン受光部。
上面全部のスイッチ類は、電源OFFだとただボタンが並んでいるだけですが、
電源ONで機能が浮かび上がってきます。
上面の真ん中は小型のステレオスピーカが仕込まれているため、パンチングメタル加工。
このスピーカーサイズの割には、なかなかいい音を出します。でも本格的に映画見るときはアクティブスピーカーか、PFR-V1が欲しいところですね。
以上ざっと外観を見てきましたが、もうとにかくどこから見ても美しいの一言。その分指紋が付きやすいパーツだらけで、クリーニングクロスが付属するのもさもありなんといったところでしょうか。
さぁ次回は電源を入れて、有機ELの実力を見ていきます。
来年、我が家のさいふで 27inch が購入可能でしょうか?
by mio (2007-11-25 20:13)
内蔵アンテナの感度が気になっていたんですが
ワンセグ並とはいかないんですね。
しかし、デザインの追求、すごいですね。
このままのデザインで大きくした液晶BRAVIAとか
出してくれないかなかぁ。(^_^;)
by 店員佐藤 (2007-11-26 07:29)
アナログチューナー付いてないんですね。知りませんでした。
やはり、アンテナで室内にて、視聴するのは無理なんですね。
ベランダとかでは視聴できるんですかね?
って、視聴できても屋外で見ることはないと思いますが(笑)
by kozy (2007-11-26 15:28)
はじめまして。
すごくカッコイイですね!そして薄い!本物はまだ見たことがありませんが、欲しくなりました。
by KK-Planet (2007-11-26 21:44)