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新たなるチャレンジ & Cyber-shot DSC-T200 Review 開梱篇 [minpos Review]

すでに先月から、うちと共通の読者様が多いであろう、このお方や、このお方や、このお方や、このお方が、次々と記事を書かれているので、「同じバナーを置いてるお前はやらんのかい!」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、はい、当然の事ながら僕にも参加要請が来ておりました。

Willvii株式会社様運営のソーシャルブックマークサービス、「みんぽす」です。

「みんぽす」とは何か?

僕がくどくど説明するより、代表取締役の塚崎秀雄さんの宣言を読んでもらえればわかりやすいのですが、一言で言うなら、専門家・素人関係無くみんなの知恵を集合させて、デジタルグッズの役立つレビューがすぐに見つかる一大ポータルサイトを構築してしまおう!という壮大な計画、それが「みんなのポスト=みんぽす」なわけです。

で、僕が今まで書いたSony製品のレビューを、みんぽすに投稿して欲しいという依頼だけなら、別にどうということなかったのですが、ここでさらにとんでもない話が僕に舞い込んできます。

Blogの興隆によってユーザーによるレビュー自体は増えたが、書かれるメーカーや製品ジャンルが偏っているため、ユーザーの本音が聞きたくても聞けない開発担当者もいる、その人達の中にはたとえ無償で製品を貸し出してでも、感想を書いて欲しいと思っている人もいて、みんぽすではその手助けをしようではないと考えている、というのです。

つまりみんぽすが「この人は!」と思ったレビュアーは、「MonoFellows」として認定され、もし書きたい製品があって、メーカーも準備できるのであれば、製品を無償で貸し出すので、どんどんレビューを書いて欲しい、そのMonoFellowsになりませんか?というお誘いだったのです。

今だから正直に明かしますが、塚崎さん→SPAさんかつぽんさんを経由してこのお話が来たときは、大いに悩みました。今まで僕が書いてきた製品レビューは、すべて自分のお金で買ったモノ。これから買う人と、同じ立場で書いたからこそ意味がある、自腹を切らずに書いた製品レビューなど、果たして信用してもらえるのだろうか?と不安だったのです。

しかしこの不安は、実際に塚崎さんに説明して頂いて解消しました。MonoFellowsが書くレビューには、

・ウソや誤記が無い限り、メーカー側から内容に干渉されることはない。
・製品は無償で貸与するが、原稿料などは一切出ない。
・当該レビュー記事には「Willvii株式会社から貸与された商品であること」を明記する。

というように、提灯記事では無いことを保証するための条件がついているのです。

ですから、これからIt's a ...でカテゴリー「minpos Review」に分類されるレビューは、

・akoustamが自分のお金で買った製品のレビューではありません。
・akoustamはメーカーから何らの干渉も、依頼も受けていません。全て本音です。
・akoustamは当該記事執筆のために、いかなるところからも報酬をもらっていません。

であることを宣言いたします。

It's a ...開設から2年、しがない零細企業の安月給サラリーマンである以上、買うことの出来る製品も限られ、Blogの方向性に行き詰まりを感じていた僕にとって、このMonoFellowsになることは新たなる挑戦です。

読者の皆様、みんぽす利用者の皆様に、どれだけお役に立てるレビューを提供できるかわかりませんが、メーカーもユーザーもWillviiさんも、みんなが幸せになれるような記事目指して精進していこうと思います。それと僕にこのような場を提供していただいた塚崎さん、SPAさん、かつぽんさんには感謝の言葉もございません。本当にありがとうございます。

 

 

で、第一回minpos Review。Willviiさんから「書きませんか?」と紹介された製品はこれ。

Cyber-shot DSC-T200です。

※レビューに使用したDSC-T200は、minpos Review用にWillvii株式会社様より貸与されたものです。

おいおい製品発表時に「特に無し」なんて、おざなりな感想記事を書いておきながらそれかよ!って突っ込みが来そうですが(^^;)、僕が今使っているDSC-T30を買ったのはもう一年半前、Cyber-shotがその間どれほど進化したのか、確かめたいのもあってあえてレビューすることにしました。

なので基本はT200とT30の比較が今回のレビューの軸になります。

まずは箱の大きさから。

最近Cybe-shotはずっとこの斜めのカットが入った箱が続いてますね。電器屋で働いてた身から言うと、あまり積みやすくない箱なので、好きじゃないのですが(笑)。

底面積は同じですが、厚さはT30のほうがあります。

箱を開けると出てくるのは紙類&CD-ROM。

取説もソフトウェアCDもDSC-T70と共通化されています。取説まで同じって大丈夫なのか?

付属品はこんな感じ。

左上よりバッテリーチャージャー、サイバーショットステーション用アダプタープレート、バッテリパック、中段がペイントペン(いわゆるスタイラス)、USB/AVケーブル(SD画質/コンポジット端子用)、一番下がストラップです。

バッテリはT30/T50用のタイプ“R”、T1~T10用のタイプ“T”、T7用のタイプ“E”、T20/T100用のタイプ“G”とも違う、タイプ“D”。今更ながら言うまでもありませんが、これだけころころバッテリの形式変えられては、ユーザーとしても単なる迷惑でしかありません。なんでまた新開発のバッテリパックを作ったのか全く理解に苦しみます。Sonyだってテストとか大変でしょうに…

というわけでT30のバッテリと並べてみると、

大きさは変わりませんが、厚さが違います。

この厚さの違いが容量にももろに反映していて、Rが4.4Whなのに対し、Dは2.4Whと半分ちょっとしかありません。

ただ上の写真を見て頂いてもわかるとおり、接点の配置は一緒なのでバッテリチャージャーは共通化が可能です。

左がT30用のBC-CS3、右がT200用のBC-CSDになります。

バッテリパックを入れるところを見る限りは、BC-CS3がT,R,Eの3タイプ対応で、

BC-CSDがD,T,R,Eの4タイプ対応であるかのように見えますが、

実際にはT30用のCS3で、T200用のDバッテリを充電することが出来ました。

チャージャーの端子もCSDの方が安っぽい感じがしないでもないですが、

BC-CS3

BC-CSD

実用上は全く問題ないようです。

というわけで、ようやくDSC-T200本体とご対面。

今回は赤をお借りしましたが、「赤」というより「ワインレッド」といった趣です。

SONYロゴはお得意のダイヤカット加工。

ボディのヘアラインの使い方なんかは、さすがSONYといった所でしょうか。ロゴの向きはT5を彷彿とさせる、首かけストラップによる縦使用を考えたデザインになっています。

Cyber-shotロゴの部分は鏡面仕上げ、正直すぐに指紋だらけになります。

バッテリやメモリースティックは底面から挿す構造なっています。

T30を買ったときは、3インチ液晶を「でかっ!」と思ったのですが、T200はそれすら上回る3.5インチ液晶。背面は完全に液晶のみになります。

でも4:3撮影時はT30の液晶のほうが実画面は大きいわけで、初期のワイドテレビのように企画倒れの感が否めません。だからCCDから根本的に16:9にしろとあれほど…(ブツブツ)

厚さに関しては、もともとT30が「厚くなってでもスタミナ」というコンセプトで出来ているので、さすがにT200のほうが薄くなります。

でもT7を持っていたユーザーに言わせると、T200でも薄型デジカメとは感じられないです。もうちょっとなんとかならんものでしょうか。

操作ボタンは上面にあるのみ、

あとは全てのオペレーションを、3.5インチの16:9液晶パネルで行うようになっており、800万画素撮影時など通常は4:3モードで使うことになるので、画面両端の黒帯を利用して、タッチパネル上にソフトウェアスイッチが出てきます。

操作方法は大幅に変更になっていまして、T30が再生⇔静止画撮影⇔動画撮影の各モードをスライドスイッチで移行するのに対し、

T200はPOWERボタンの隣に再生モードボタンが用意され、静止画・動画はタッチパネルMENUで切り換えるようになっています。

また上記二枚の写真でお分かりになると思いますが、ズームがT30は右手親指によるシーソーキー操作だったのが、T200は右手人差し指によるスライドスイッチ操作に変更になっています。これが結構戸惑ってしまって、T30に慣れた僕は何度もタッチパネルを押してしまいました。

 

以上まずは開梱篇をお送りしましたが、Cyber-shotの一年半は“進化”と言うよりも“変化”の方が大きくて、今はとにかく迷うことが多い状態です。この変化が画質や使い勝手の向上に寄与していればいいのですが、それはさらに使いながら検証していこうと思います。

でも…正直…う~ん(苦笑)


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コメント 4

蔵三

さすが…自分の「おこちゃまレビュー」とは比較にならない…
早く次の記事書かないと…(爆)

…にしても、E タイプの T7 も持っておられたんですね…
ホントにバッテリーころころ変えるのやめて欲しいですよねぇ…
変えるにしても「スタミナ重視モデル用」と「スリム重視モデル用」
2 種類有ればいいような気がするんですが…不思議です。
by 蔵三 (2007-10-09 01:18) 

Virgo

やっぱり、深紅というより臙脂気味の赤なんですね。

バッテリーチャージャーの端子、簡素化するにも、ほどが・・・
大丈夫なんですかね。

お互い頑張りましょうね。(^^;)
今夜は、もうやばかったです、ソネブロめ。
by Virgo (2007-10-09 01:36) 

響希

比較検証するとは言っても、新旧cyber shotのコンセプトが若干違うような気が・・・どんなレビューになっていくのか楽しみです。
by 響希 (2007-10-09 07:20) 

かつぽん

参りましたね、充電端子の話。
そう来たかぁ・・・

次のレビューも楽しみにしてますね♪
by かつぽん (2007-10-09 14:19) 

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