Rolly Special Party：It's a ...：So-net blog

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Rolly Special Party　[Sony・Audio] [編集]

17:45 都内某所にて仕事完了
18:10 東急東横線学芸大学駅到着
18:20 目黒通り沿いにあるホテル「CLASKA」前に

…というわけで、行って参りました“Rolly Special Party”。入り口にはこんな看板が、

「ここから音が動き出す」のキャッチコピーが鮮烈です。

受付に行って、お土産とネームプレートを貰ったら、スタッフのお姉さんがつかつかと寄ってきて、僕に一言。

「写真の撮影はよろしいのですが、動画の撮影は禁止とさせて頂きます♪」
（工エエエエエエェェ（´Д｀)ェェエエエエエエエ工、完全にこっちの行動パターン読まれてるやん。）

というわけで、残念ながらRollyが動いている姿は無しです（いや、密かに撮ってはあるのですが…）。

気を取り直して2階の会場に行くと、ほんの半日前にプレスリリースされたばかりの、ホンモノのRollyとご対面です。

第一印象は「小さっ！」ということ。手で持つとこんな感じです。

大きさは何に例えたら良いでしょうね。350mlペットボトルよりも小さいといったところでしょうか。しかし大きさの割に300gとかなり重いので、ずしっとくる印象でした。

白いボディの表面はパール塗装。重量感・組み付け精度・表面塗装など安っぽさは微塵もありません。AIBOのような精密なメカを思わせる質感です。

で、これが内蔵メモリの音楽を奏でながらくるくる動くわけですが、あまりの高速駆動に写真は全く追いつきません。

キビキビとかつ正確に動くその姿は、何とも言えないかわいさを醸し出しています。特に床に置いた状態で本体を回すとボリュームコントロールになるのですが、ボリュームが決まったら自分で回す前と同じ角度にくるっと向き直るのが愛らしいです（その姿はOfficial Siteで）。

Rolly Official Site (Sony Drive)

SonyStyleの方によるプレゼンテーションを受けた後も、CLASKAの4階客室を使って色々とデモンストレーションをしてくれています。403号室ではBRAVIA Xでプロモビデオが。

（ん、左の二人の男性は！？(^^;)）

1時間少々のPartyはあっという間に終わり、時間が来たので帰途につきました。受付でもらった今回のお土産はこれ。

Rollyショッパーと、Rolly Tシャツです。

さて肝心のRollyの感想ですが、これは明らかに僕ら消費者に対するSonyからの挑戦状だなと思いました。

これをポータブルプレーヤーという目で見てしまったら、メモリは1GBしかないは、バッテリは5時間しかもたないは、300gもあるはで、ポータブルプレーヤーとしては完全に失格ですし（だいたいアホなマスコミがティザー広告を見て「iPod対抗製品」などと、およそ的外れな記事を書いたのもかなり問題）、小型のラジカセとかアクティブスピーカーとして見てしまったら、本体の大きさがああである以上、音質はまぁそれなりなので、有線の外部入力端子も液晶画面も無いRollyに、39,800円も出せというのはどだい無理な話です。

結局のところ、僕ら使う側が過去にあった何かにカテゴライズしようとしてしまうから、「○○がないから駄目だ」「××も無いのに39,800円払えるか」と頭ごなしに批判することになってしまうのです。

RollyはRollyであって、他のナニモノでもない。作る側が「音楽を今までにない形でもっと楽しんでもらおう」とチャレンジしてきているのに、使う側が固い頭で「こりゃ駄目だ」と否定してしまっては、世の中新しいことは始まりません。

もちろんRollyはただのヘンテコ商品として瞬く間に消えてしまうかもしれません。こんなモノに4万円なんてお金の無駄かもしれません。でも僕はこのSonyからの挑戦状、受けてたってやろうじゃないか、Rollyを思いっきり楽しんでやろうじゃないか、これは何か面白いことが始まるぞと思ったRolly Special Partyでした。

というわけで、先ほど家に帰ってきた結果がこれです。