SSブログ

逃げ切り第一号はカルザティ! [Le Tour de France 2006]

ツール・ド・フランス、第8ステージはサン・メアン・ル・グランからロリアンまでの181Km平坦コース。しかし明日は休養日で一発勝負をかけやすくなりますし、昨日の個人TTである程度のタイム差がついたので、タイトルに関係ない選手が逃げた場合、集団が追わない可能性もあるので、大逃げが成功するかもしれませんでした。

そして、今日の逃げチャレンジャーは、ケスラー、ザブリスキー、カルザティ、アールツ、カールストロム、アルガンの6人。

しかし「タイトルに関係ない選手が逃げた」場合のはずが、総合10位のザブリスキーと11位のケスラーがいる、という微妙な力関係が逃げチームに影響を与えます。

6人で逃げてゴール勝負するのか、逃げチームを振り払って独走優勝を狙うか、逃げを妨害して集団ゴールに持ち込むか。各選手、各チーム、様々な思惑が交錯する中、残り32Kmで大勝負にでて飛び出したのがアージェドゥゼルのシルバン・カルザティ。

そして勝利の女神は、このカルザティの勇気に微笑みます。

J SPORTSより

第8ステージにしてついに大逃げが成功。2位に2分以上の差をつけてカルザティの勝利です。

総合には影響なしのまま、ツールは休息日へ。休息日があけ、まずはピレネーへ。ツールもさらに盛り上がっていきます。

■第8ステージ結果

1位 シルヴァン・カルザッティ(フランス、アージェードゥーゼル) 4h13'18"
2位 キェール・カールストローム(フィンランド、リクイガス)    +02'05"
3位 パトリス・アルガン(フランス、クレディアグリコル)
4位 ロビー・マキュアン(オーストラリア、ダヴィタモンロット)  +02'15"
5位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、ランプレフォンディタル)
6位 エリック・ツァベル(ドイツ、ミルラム)
7位 ベルンハルト・アイゼル(オーストリア、フランセーズデジュー)
8位 ルーカ・パオリーニ(イタリア、リクイガス)
9位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)
10位 ダヴィト・コップ(ドイツ、ゲロルシュタイナー)

■個人総合成績

1位 セルゲイ・ゴンチャール(ウクライナ、Tモバイル)      34h38'53"
2位 フロイド・ランディス(アメリカ、フォナック)        +1'00"
3位 マイケル・ロジャース(オーストラリア、Tモバイル)      +1'08"
4位 パトリック・シンケウィッツ(ドイツ、Tモバイル)      +1'45"
5位 マークス・フォーテン(ドイツ、ゲロルシュタイナー)      +1'50"
6位 アンドレアス・クレーデン(ドイツ、Tモバイル)        +1'50"
7位 ウラディミール・カルペツ(ロシア、ケスデパーニュ)     +1'52"
8位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、ダビタモン・ロット)  +1'52"
9位 デイヴィット・ザブリスキー(アメリカ、CSC)        +1'53"
10位 デニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク)          +2'00"


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。