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新ルート開拓?(1月25日の日記) [東南アジア自転車旅行記]

1月24日の夜は、ベトナム最後の夜。しかもベトナムドンを使うペースを間違えたので、お金は余りまくっています。ベトナムドンは国外に出たら、ほぼ紙屑同然。

で、どうしたか、

50000ドンのベトナム鍋を頼んでしまいました(^^;)

これで、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムの4カ国すべての鍋を制覇!でもベトナムだけは一人鍋、やっぱり鍋は多人数で食べたい!

 

次の日の朝になりました。今日はカンボジアへの国境越えの日。

でも、実を言うと僕が使おうとしている国境、果たして外国人が通っていいのか不明なのです。

そもそもガイドブックにも載っておらず、僕の持っている道路地図に「国境施設あり」の表記があるだけ、日本人の旅行者で、ここに国境があること自体を知っている人もほとんどいないのではないでしょうか。

そんなわけですから、誰に聞いても「通れるの?」の一言。具体的な情報は全く手に入らないまま、とにかく行ってみようの一心で、チャウドックまで走ってきたのです。

チャウドックから南西方向に20Km、ニャンバンという小さな町を通過します。

そこからさらに8Kmほど走ってXIAU TOという村を通過、抜けた先に国境が現れます。

通れるのか通れないのか、恐る恐る近づいていくと、

おお、ベトナムのイミグレが!

この写真を撮った瞬間、ベトナムの係官から「写真撮っちゃだめだよ」と怒られます。まぁ確かに国境とは軍事的な施設でもあるわけですから、写真撮影されたら困るわな。でももう撮っちゃったもんねぇ(^^;)ついでにブログに公開しちゃったし。

ベトナムの出国審査はすぐに終了、向こうにはカンボジアが見えています。

ここが二国の境界。水路をはさんで左がカンボジア、右がベトナムです。

カンボジアの入国審査も無事終了。さすがにここではその場でビザ発行はしていないようです。ホーチミンでカンボジアビザを取っておく作戦も成功です。

しかし、ここはまだまだマイナーな国境なんでしょうね、カンボジア側の施設はトタンを使った掘っ立て小屋でした。

というわけで、このチャウドック→ニャンバン→国境→プノンデンルートは、外国人でも何も問題なしに通過できることが判明しました。

メコンデルタから、カンボジアのシアヌークビルへ、ホーチミンやプノンペンに行くことなく、一気に抜けたいと考えている旅行者の方、タクシーなど、カンボジア側の移動手段の確保が大変ですが、ここのルートを使えばいけますよ!

さぁこれで12日ぶりにカンボジアの道を走ります。

一応プノンペンまでつながっている国道2号線ですが、利用者が極端に少ないらしく、たまに地元民のバイクと自転車が行きかう程度、あの恐怖の殺人カムリ軍団は現れませんでした。ほっ。

道はこういう舗装路と、未舗装路が交互に現れる状態。それでも走りに走って、15時30分、カンボジアの街「タケオ」に到着です。

このタケオ、日本人には因縁深い街でして、あの自衛隊のカンボジア派遣のときに駐屯地になったのが、このタケオの郊外だったという。

でも別になんか日本と縁のあるようなものはありませんでした。

そのかわり、タケオの街では不思議な光景が。

インドを旅した時、街中を牛が普通に闊歩していることに驚いたものですが、このタケオ、

街中を普通に豚が闊歩しています。子豚も犬と戯れると。

それにしてもこの汚さ、この無茶苦茶さ、ベトナムとは明らかに違う、カンボジアの香りがぷんぷんします。やっぱりここはカンボジアだぁ!

 


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